擬似3D 追跡型空戦モノはセガ一色だった

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擬似3D スプライトスクロール追跡型空戦ゲームは、
同タイプレースゲームとともに
平行して発達して行き、90年代前半で絶滅した
今となっては幻のジャンル。

キッカケは、アウトランに先立ち、突如現れた

スペースハリヤー

高速スクロールするギンガムチェックの床
正二十面体のなんだかよく分からん未来っぽい敵キャラ
うねうねふわ~んと、画面の奥から手前まで、
縦横無尽に飛び回るやわらかいモンスター

プレーする人はもちろん、
その周りにギャラリーが集まる集まる!

すべてが、他のゲームと比べて桁外れの演出。
ドレぐらいすごいかというと、このゲームを
家庭で出来るようになるには、10年度の、サターン版移植を
待たなければならなかった。

時代を先取り過ぎ!


その後、セガから、体感ゲームの新作が
出るたびに、擬似3Dエンジンも進化し、
そのつど、大騒ぎに。


アフターバーナー2をはじめてプレイした時、
ゲームオーバー後も、
野太いサンプリングギター音を聞きながら、
しばし、感動で動けなかった。

なんて、カッコイイゲームが存在しているんだ!
こんなのを作りたい。
広報したい。

セガ以外は、このジャンルは、イマイチぱっとせず、
タイトーの、ナイトストライカーですら、「知る人ぞ知る」
程度の知名度で、ほぼ、セガ独占時代。

それから、10年ほど、ドリームキャストが滅びるまで、
セガの追っかけをする事に。


懐かしいなぁ~


擬似3D空戦末期のG-LOCや、ストライクファイターになるころは、
ストリートファイター2」人気
にやられる。

レースゲームの方は、
ラッドモビールアウトランナーズが出るまでもうしばらく
がんばったんだけど、結局、擬似3D空戦モノは、システム32で
新作が作られる事無く、究極の体感ゲームR-360を最後に滅びる。


滅んだ後も、私は、細々と、ゲーセンの隅に追いやられた
G-LOCと、ストライクファイターにコインを投入していた。
当時から、マイナー志向だよな。俺。

アフターバーナーギャラクシーフォースは、有名だけど、
G-LOC、ストライクファイターってのは、
セガ体感ゲームファンの中でも、
そんなにいないんだろうなぁ~

地味なハードゲームギアにあって、さらに超地味なソフトG-LOCを
最初に購入するぐらいこのタイトルのファンだった。
双方ともに、BGMサントラも持ってたしな。

メガドラ版G-LOCは、発売日に購入、出来の悪さに次の日に転売。
その悔しさから、その日、ストライクファイターの移植である
アフターバーナー靴鬟瓮CDのハードごと
購入して、またまた、情けない出来に涙する。
ナイスト移植はGOODだったんだがな。

カネも、ヒマも有り余った学生時代

今は、どっちも無いけど、
本物のG-LOCと、ストライクファイターが、
自宅で遊べてしまうように。
やっと安らかな日々が・・・