大阪発 日帰り下道ツーリング 2024 #6 三重県立美術館 シュルレアリスム展

実は5月末に訪問していた三重県立美術館のシュルレアリスム

なんせ6月は毎週命がけの仕事過酷月だったのでほとぼりが冷めるまで記事にするチャンスがなく・・・この企画展はこの数年で訪問した美術館で2番目に感動したからちゃんと記事に残したかったんだよな(一番は去年行った島根の大道展!そりゃそうだw)

片道113kmなので往復無給油でギリってところ

ただし、道中の多くはいわゆる一般道でツーリング自体が面白くないのは滋賀県立美術館の時と同じかな

気に成っていた駐車場はガラスキで余裕すぎて驚きw

結構人気の出そうな企画展のわりに館内は超閑散・・・えっ?なんで??

まぁこれぐらいの方が好きなんですけどね

大阪や神戸の美術館の何が嫌って「人人人」

家族ズレキッズやらカップルやらごった返していてアートなんて興味ないやろキミらって大群がキャッキャウフフしてるのは興ざめだからなぁ

無料配布のうんちくフライヤーの出来はすばらしい!

シュルレアリスム展自体は作品撮影禁止だったので無念

ここはアマゾンで図録を後で買うしかないなと

 
以下、鑑賞しながらグーグルキープでつけた私的メモ

*油絵のヒビは、銀塩の粒子と同じあじがある

*シン・エヴァの地下への階段シーンなど、ストーリーと直接関係のない「美しさ」「空間美」自体がそもそも価値の本質

*黒を光の色の一つとする発想 デュフィ 黒い貨物船と虹

*極端な横長の画のカッコよさ、額装もいい、自室に特注フレームで飾りたい

 

大塚耕ニ
トリリート
水色が不安
昔のSF挿絵

www.tokyo-np.co.jp

*長谷川宏
噴煙 たそがれ
瓶がいい
フラスコ理科道具いい
にせあかしやの魔術師挿絵を思い出す

にせあかしやの魔術師

杉全直
limp

跛行読みははこう
赤の網がいい
久々スレインをやりたくなる

www.gamespark.jp

sugimatamihoko.cocolog-nifty.com

 

伊藤研之
音階
またまた怪しい水色
薄黒い氷の世界
不安になる立体感
1939

 

山本昌
作品
フォークのやつ
構図もぐちゃぐちゃ
なんやねん
でも象徴的やな
グレーが複雑

古い作品だから退色したのかもともとこの色なのか気になる

 

矢崎博信
時雨と猿
サイレンの世界やな

あぁ、昭和78年というワード力!

dengekionline.com

 

佐田勝
廃墟
無茶苦茶不安にさせる
明るい光がない
そらも同じトーンで濁っている

ameblo.jp


鶴岡政男
鼻の会議
会議で一番無意味な部位をあえて使うという、強烈な嫌味

片谷あいこ
狭き屋根
バキバキのヒビが計算外の美しさ

小山田二郎

ミギーやな

そめやありか
ディカラーレベル6
無茶苦茶かっこいい

とまぁ私的にかなりの刺激

図録、たまたまメルカリで出て値引き交渉成功してポチろうと思ったら横取りを食らう(苦

しゃあなしで、アマゾンポイントがたまるまでお預けや

 

ミュージアムショップではシュルレアリスム展のポスカは無かったので美術館所蔵の作品のカードをいくつか



ちなみに今回は展示無かったけど三重県立美術館の所蔵作品には結構面白そうなものがあっていいタイミングで見てみたいなと

残念なのが食事的な事が出来る場所が皆無で、腹ペコ&喉カラカラ

面白かったものの閉館まで粘る元気はなくそれでも3周したのち復路に

帰ったタイミングが色々悪く、途中寄った道の駅も食堂は時間切れ!

この村カレーとやら、うまそうやってんけどなあ

次三重美術館に来るときは時間調整してみよう