コロナ渦のど真ん中2021年1月から始めてきた陰翳礼讃シリーズも丸3年経ちそろそろ心機一転新しいシリーズを立ち上げようかなと目論見中
とはいってもタイトルが変わるだけで写真は似たようなものなんですが!
タイトルは僕の写真の原点、森山大道の一番好きな写真集「光と影」から
大道は、もともと、陰影のデザイン性に引かれてファンになったのですが、色々知るにつけ、この「光と影」というタイトルはモノクロ写真としての光と影だけでなく、人の人生の栄光や挫折を投影しているとわかったとき震えるものがありました
既にX(旧Twitter)では#光と影で作品をアップ開始してるんですが、母艦のブログもそれに合わせようと
2014年8月に「Photorecording」シリーズとして、無題で写真をアップするいわば写真日記を開始
森山大道の「記録」にあこがれて付けたタイトルでした
途中でナンバリングそのままで「記録写真」とタイトルを変えたのが2019年1月、ベンチプレスを始めたのもこのころ
業界自体が斜陽産業化し、理不尽な激務のわりに給与が下がる一方で人生観が大きく変化していく頃
去年息子が社会人になり、娘も成人式が終わり
僕は逆にすっかり、社会人終活を考え始める年ごろに成ってしまいました
僕が社会人でいられる時間も精々あと一桁年
これからの数年は、このコロナ渦の4年とはかなり違う一区切りになる予感がします
もちろん定年後も身体が動く間は仕事をしたい(てかしないとローンがまだ14年残っとる!!)とは思いますが、学生時代のバイトレベルに戻る予感、まぁその時はその時考えよう
悩んだとて時代を予想できた事なんて一度も無かったですからね
僕のライフスタイル的に年度初めは3月なので、新学期目前に心機一転
テーマは「光と影」
甘いも酸いも知り尽くしたこの年に成ってようやくたどり着く、人生の歓喜と悲哀
写真とテキストで紡いでいきたいと思います
将来の自分のために