陰翳礼讃350 ときには何も言わず相手に察してもらおう

自信の根拠になっているものを鎧にして生きている人は自己感情に気づかない

宗教、思想、尊敬している人の考え方が自己感情に置き換わっている

不安が強いときは自分で物事を判断するより何かを信じている方が気が楽

他人からのフィードバックは自己感情を自覚したり

生成したりするのに必要

ただし、他人からのフィードバックは上手に受け取る必要がある

この時代負のフィードバックがどうしても多くなる

自分の全てを自己否定するような受け取り方は正しくない

「部分」を見つけて改善するだけでいい

多くのフィードバックを自分のプラスになるように生かす

他人の気持ちを自分の気持ちと勘違いする頻度が増えすぎるといずれしんどくなる

特に「負」の影響は要注意

 

自分の感情が明確な人は周りの意見は参考にしても、

「自分の好みではないな」とか

「たしかに、いわれたとおりだな」というふうに

自分軸での評価をする

 

「最近自分らしくないな」と感じたら人間関係を点検

その場の空気で同調し、理不尽でも相手の期待に答えてしまう・・・あとで自己嫌悪に陥る

たいてい、めんどくさいのでいったん相手の期待通りに振舞うのが原因

「すみません」と自分を悪者にして謝ってしまう

これは目先のストレス回避を優先しているから

いいづらいことをいう時は血圧があがり、交感神経が高まる

具体的にやることが決まってなければ

緊張したくない、ストレスを受けたくないという脳の仕組みに負けてしまう

同調とは自分の身を守る手段

安易に同調してしまう理由は収まりのいい行動をとるというパターンが身についてしまっている

事実でないことを認めさせられたり、自分が悪くない事で謝ったりすると

その場は一瞬はラクでもすぐに大きなストレスがやって来る

 

困ったらいったん沈黙!

違和感をもっていることは伝わる

わざわざ相手を否定しなくてもいいし自分も不本意なことをしなくてすむ