4月29日~最後の瞬間

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昼間、びっこを引きながらも、たまにウロウロしたり、バナナをペロっとかじったり、
一挙手一動が愛おしい。
娘も久々チェキを取り出し撮影します。
僕のα99も貸してくれと。

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この日は、とても気持ちいい晴れの日で、昔いつも、そうしていたように、
窓際でしばらく真っ白な、光を浴びていました。

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座った状態で撮影した最後。
お尻がいたいんだろうな。少し腰をうかしたままです。
背中でぜえぜえ息をしています。
後ろのマーガレットは、後に、手に握らせてあげます。
今は、小瓶の中に、乾いた花弁を2枚だけ入れています。

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そして、これが、僕が撮影した、生きている時の写真の最後。
息子が、バイト代で買ってきたリンゴジュースを飲ませている様子です。
一部、口に入らず、横から垂れてしまいます。

この日の夜8時に強制給餌をしたのですが、
娘の見ている前で、口の中の物を飲み込まずに吐き出します。
初めてです。
今にしておもうと、もう、ごはんは、いらないよ・・・と分かっていたのかも。

ケージにつけていたえさケースや牧草ケースも、すでに
リビングに出しています。
絶望的な気分です。

今日も一緒に寝ような。
11:00頃に僕以外の家族は二階の自室へ。
久々、ケージのそばのいつもの場所にゆっくり行った後、
また僕の布団の横に戻ってきました。

自分がしちゃった、おしっこが気になるのか、ペロっとラグを舐めます。
「のどかわいた?」
強制給餌の粉末を凄く薄く溶かしたほぼ水を
5mlシリンダーに用意して、
おくるみにくるんだのが深夜11:30

一口飲ませたあたりで、いままで見たこともない痙攣を始めます。
大慌てで、布団に寝かし、座らせようとしますが、完全にふらついて、
でも一生懸命ケージの方向に走ろうとしますが完全に横たわります。
大声で、二階に声をあげるのですが、誰も来ないので、
ノックをして、すぐに降ります。

娘は、すでに寝ていて、起こすのに20秒ほど掛かります。

奇跡的に家族4人が見守る中、逝きました。
瞳孔が大きく開いて、目の底まできらっと見えました。
少し涙が出ているような気がしました。

まだ、温かく、でも、明らかに、命が抜けたとわかるのが、
首がフラフラ。
あれだけ爪切りを嫌がって堅かった前足も、こんなにフワフワ
だったんだと。

目の輝きが超急速に失われていくのが分かります。
命と目はこんなに、つながってるんだな。

順番に抱き上げ、温かいタオルで拭いて挙げ、
最後に僕がしばらく抱いて、家のいろんな所に
連れて行った後、
ケージに入っていた最後の日のタオルをダンボールに引いて
横にしてあげます、

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