Photorecording #69

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かつて、リアルに、幼い頃の娘や息子、その友達たちと
一緒に遊んだ公園。
 
時間がずいぶん立ち、過去、何度か訪れて、
そのつど、戻らない時間に、絶望的な郷愁を感じて
ただただ、辛かったのですが、
最近、少し気分が変わりました。
 
太陽が沈んだ直後、もう、だれもいない、
真冬の無人の公園の通りすがり、独りで
しゃがみこんで、土の香りを久しぶりにかいで、
あれっ?もう、そんなに、悲しくも、寂しくもないなと。
 
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なんだ、これは?
年をとって、記憶が消えて行ってるのか??
 
例えば、オーロラ一つとっても、
現地の人は、少年時代から何十回も見続けて、
飽きて、感動しなくなるらしい。
 
感傷の気持ちも、同じかも。
 
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新しい事に、挑戦する興奮が、
寂しさを感じさせないというだけでは、説明が付かないぐらい、
スルリと脱皮するかのごとく、過去のわだかまり
バラバラと消えていることに自分でもびっくりしています。