セピアフィルムなんて売っているけど、
レトロフィルムってのは、さすがにない(W
オークションで、使用期限が切れた
フィルムならあるけど、それでとったからといって、レトロ感がでるわけではない。
結局は、数十年かかって、アルバムの中で、記憶とともに
熟成されるしかないんですよね。
本物の「レトロ写真」は!
退色がない、30年前の想い出の写真があったとしたら、
ある意味、リアルではない。
逆に今の写真でも、退色加工した時点で、懐かしい、
よき時代の思い出にはやがわり。
中平さんの名台詞
「悲しそうな猫の顔の図鑑はない」
というのと同じく、
家族写真は楽しくて当たりまえ
ってのが刷り込みにあるから、
今から時間が離れれれば離れるほど、美化されて、
いい思い出しかない状態に結晶化される。
そういうわけで、
退色したレトロ写真加工ってのを、
あえて、したくなる時があるんですよね。