小５ぐらいまでは、自宅って、非常におおきく、
あったかいイメージがあった。
もっと遊んでいたい気持ちもあるんだけど
周りにはダレもいなくなったし、
自宅付近から漂ってくるカレーの煮込んだ香りに
誘われ、チェーンをガチャガチャ言わせながら
未舗装道路の水溜りにわざとはまりながら猛ダッシュで帰宅。
砂まみれの靴下を洗濯機にほりこみ、
キッチンのドアを開けると、
我が家はカレーじゃなく、
秋刀魚の干物だったりしてガッカリ。
なんたるフェイク（W)
中学受験勉強なんてのを小６ぐらいからはじめ、
怒涛の中高一貫＋浪人
そして、あっという間の学生生活～就職活動
自宅のドアを空けるという瞬間は、
自分の日々の劣等感とその報告にくたびれた瞬間が多かった。
変にいいカッコしいで、キまじめだったからな。
気がついたら家を飛び出し、
一人ぐらし。
自分の子供が大きくなってきて、この年になって、
ようやく、小５の頃の気持ちで帰省出来る・・・気がしてきたかな？
息子・娘は、帰宅を楽しみにしてくれているのかな。
