あまりもんは丼化

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冷えた出来合いの鶏唐はたちが悪い。

電子レンジで暖めなおしても、さほどおいしさが戻らないし、
ふにゃふにゃになった衣も貧相さをアップしている。

かといって、食べられるものを捨てるのは
本能的に出来ないよう、しっかりと、健全に育てられた昭和の人間としては、
残ったものは、ラップにくるんで、次の日に託す。

揚げ物は揚げなおしたら、そこそこ風味も戻るが、
いちいち油鍋を出すのはたいそう。

フライパンでいためれば、カリッと感も復活するが、
フライパンすら面倒って時に、重宝するのが

電子レンジで適当唐揚丼

醤油、砂糖、みりんで甘ダレを作って、
ご飯に乗せて暖めるだけ。

微妙な脂っこさは、たっぷりすぎる
ノリと七味唐辛子でカバー。

残り物再利用レシピというすりこみがあるからなのか、
この丼はなかなかおいしいんだけど、
一回も揚げたてで作った事がない。

そのままでおいしい貴重なものを、
他の食べ方にしたら「損」という変な縛りもあるのかもな。