光と影#42 新しいことをやりたいならカメラを変えるんですよ。道具と出会うって重要なんです

続けていくって大事ですよ

写真は唯一、

続ければなんとなかるメディアなんですよ

傑作写真には作家の思想が現れるんですよ

室内と街頭の写真が両方あるといいんですよ

狭い世界と広い世界を行き来することになるから

犬のマーキングみたいなもんですよ

同じところを毎回撮ってて飽きないんだから

写真家は

自分と写真がくっついちゃうと

作品になりづらいんですよ

作品は人に見せることが必要なんですよ

他人の視線が無いと思想は生まれないから

説明的に撮ると弱くなるんですよ

写真は現実を写すから

量を展示した方がいいですよ

たくさん出して表現できる写真ってあるから

自由に作品を見てほしいっていう作家がいるけど

最初から自由というのは弱いんですよ

いい写真ばかり並べたらいい写真集ができるかっていうとそうじゃない

それって音楽で言うとベスト盤みたいなもの

ベスト盤って面白くないじゃない?

ポートレートは観察しすぎると駄目なんです

じーっと見てると相手が警戒するから

カメラを手にした瞬間に撮る練習をするんですよ

この写真なんか焦点がはっきりしないところが面白いっていうか

何を見てるんだろうと思う

ちょっと怖いよね