陰翳礼讃246 新鮮であるか・新たな価値観の提示になっているか・自分には撮れないと思わせてくれるものか

写真は数値化できない

主観に頼る所が大きい

価値観、感じ方、理解力も変わって来る

何より絶対値がない

時に法則を作り当てはめてみる

写真を撮る機会は多いが

発表する場は意外と少ない

雑誌とともに育った上の世代には紙媒体に載るということは特別な思いがある

30/2000を毎月・数年

インパクト=あまりみたことのない写真であるか

ふっと風が吹き抜ける感じ

観る側の感情が動くもの

オリジナリティ=何を宣言しているかどうか

非既成の価値観

既成の価値観=俗に言うカレンダー的、絵葉書的写真=純粋に美しい写真

穏やかではいられなくなる

みたことがないから混乱する

なぜこんな写真を撮ろうとしたのかと

作者の意図を探そうとする

自分にこんな発想はなかった

こんな写真は撮れないことに気づく

写真の方から強い風が吹いてくる

おとが鳴っている

エモーショナルで言葉で説明がつかないもの

そんなふうに観る側に観えていることは

作者本人も意識していない

観る側が深読みしているだけかもしれない

それでも魅力的

難解

一般には難易度が高く理解されにくい

そのぶん様々な解釈が可能

新たな価値観の提示

 

評価がすでに定まったものには安心するし

なにより人はコンテキスト、背景、ストーリーなどを

必要とする