教科書を使って、基本を濫読するたのしさ

仕事柄、小中学生に、俳句の鑑賞ポイントや、メカ工作の工夫点、
はたまた、無理数、内閣の仕組み、遺伝の法則・・・etc
 
無節操wなほどにいろんな科目を、いろんな学年、
学力の生徒に教えていく必要があるので、
とにかく、広く浅くいろんなジャンルをちょっとずつかじっています。
 
この年になって、そうやって勉強しなおすと、
中学レベルの教科書でも、一般人からしたら、相当高度で
日常生活に全く使わないレベルの知識が一杯登場するんだなぁと、
再認識しています。
 
リアル学生時代には気づかなかった「分かりやすい教科書」「分かりにくい教科書」
の「しかけの差」も結構あるなぁと。
分かりやすい教科書は、未知で、事前興味がゼロの内容でも、するする頭に
入ってくる工夫が凄いです。その分浅い?
それに対し、分かりにくい教科書は、数値や、事実がひたすら列挙されています。
(ダメというわけではありません)
自分で背景を想像して理解していく必要があります。これはしんどい!
 
ゼロから、イッチョかみの状態程度までに限定すれば、
科目を問わず、知識を得ることは、そこそこ楽しいものですね。
これは、スポーツでもおなじですが・・・
 
基本≠基礎
 
数学の長岡先生がラジオ講座でよくおっしゃられていました。
基本は簡単な問題って事。基礎は基本とは違い、むしろ、習得が難しい。
 
興味のある事に特化して、真の理論を基礎から追求する事も楽しいですが、
ライトな感覚で、広く浅く、手を出していく事もなかなか楽しいですね。
 
 
モノクロの勉強をしたいなぁと、図書館に入庫するか、安くなれ!と
お気に入りに入れている書籍がいくつかあるのですが、
中々時間的優先順位が回ってきません。
 
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こういうのは気持ちが旬のうちに、手にしないと、結局、やる気が他の事に
移って、楽しみそびれる・・・!気がするのですが、
今年は、おあずけだなぁ。