同じ「コード」を持つ者にのみ伝わる切れ味

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いわゆるコンテスト向き「作品」というのは、
何らかのメッセージ性や、瞬間の幸運が閉じ込められていないと
なかなか評価の対象になりません。

ただ、写真表現の楽しみ方・・・撮影側、鑑賞側含めて・・・
を考えたとき、一枚一枚に、隠された意図を感じ取りながら、
じっくり向かうスタイルから少し離れて、
「写真動画=スライドショー」のように、
短いサイクルで、同一系統の組写真を「数」浴びる楽しみ方もありますよね。

僕の家の「トイレ」には、森山大道師のペーパーバック写真集を、
5冊置いて、毎回どれか一冊を手にとって、パラパラ鑑賞しています。

師がおっしゃられているように、ストリートスナップ写真集ってのは、
図書館の書庫や、プレミアム古書店で飾られるべきモノではなく、
ラーメン屋なんかで、もっと、ライトに、パラパラ観られるべきものだ・・・
という意図を、結果として、最も忠実に守っている感じですかねw

夜もそろそろ更けすぎて来ましたw
夜型はなかなか直りませんが、まぁ今宵はしょうがない。

この春に何か感じた瞬間に、深く考えずに、「感覚」で撮った、
僕のモノクローム達です。
僕が夜走り始める直前の一番精神的に煮詰まっていた頃の心の記憶でもあります。
伝わる人にさえ伝わればコレ、十分幸せ。
夏が来る前に。