バナナの皮とローソクは危険!

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小学校4年の金属熱伝導実験を行う。

放射、伝導、対流の、熱の伝わり方の
第一弾。

金属棒にマッチ棒をロウで固定して、
棒を加熱しながら、マッチの取れていく順番で
伝わり方を観察するという実験。

この実験も、教科書に載っているものを
見ている限りでは、たいして面白そうには
思えないが、やってみるとこれが盛り上がる。

ロウソクのやけどをしないぎりぎりの「熱さ」
を感じながら、班でわいわい下準備をするのが案外楽しい。

「金属棒にマッチ棒をロウで固定する方法を考えてごらん」

と、実際の方法はあえて伝えずに、
(もちろん、教科書等も、あえて事前には見せない)
生徒達に考えさせるところからはじめると、
奇妙な方法をいくつも見つけながら、
次第に効率のよい方法にたどり着く。

赤い手が一本だけ写っている写真は、
この後、クラスで爆笑が起きた超大失敗作。

見ていただいたとおり、どう考えても、
持ち上げたら、マッチと棒が全滅!

でも、この「大量、たこ焼き作戦」
の改良型がもう一つの写真。

同じ子のアイデアだったので、名誉挽回

この後、加熱してみると、見事に、
熱が伝わる順番にマッチが一つ、また一つと落ちていく。

実験は大盛況だったのだが、問題は後片付け。

ゴミ箱にきっちり捨てないといけない
「ロウ」の粉を、適当に床にばら撒いた子が何人か
いたようで、その後の上級生の授業時に
つるつる、何人もひっくり返ったとの事。

先輩講師に、この実験の後は、掃除機かけてもらわんと~!
と、しかられてしまった↓


古典的過ぎて、もはや幻のイタズラの、
「バナナの皮」や「ローソク」が、
予想外に、本当に滑って危ないという事を再確認。