その昔、もう、10数年前の頃、
シチズンコスモサインウォッチにあこがれた。
壁掛け時計ならともかく、腕時計サイズに
1000個近くの細かい星座がプリントしてあり、
それが、実際の夜空にあわせてきちっと運行している。
遠めにみても分からない。ルーペを使って初めてそこには
正確な星座が存在しているという所に
実用的ではないロマンを強く感じてしまう。
腕時計としてのケースや、カラーのトータルデザインは、
正直、それほど好みではないのだけど、とにかくその
技術とこだわりにはうっとりさせられる。
大量生産されて、たくさん利益を出すタイプの
商品ではない。
それでも、会社として、プロなのだから、
趣味で作っているのではない。
黒を出さないと、次のものを作れない
大衆受けと、一部こだわりの人への商品
この、ジレンマに開発チームはずいぶん悩んだのだろうな。
久々に思い出して、検索をかけてみるとなんと、
一年前に再販している事が判明
開発者の興味深い記事にも感動
ユリスナルダンの天文時計三部作なども、気になっていたところだし、
しばらく一連の
「天文腕時計」にはまりそう。
http://business.nikkeibp.co.jp/free/x/20060206/20060206005314.shtml