陰翳礼讃250 稼ぐために働きたくない=点を上げるための勉強はしたくない

自分はこうはなれない

自分はこうはなりたくない

なんのためなら頑張れるかわからない

なんのために頑張るか

この価値観が大きく変わってきている

欲望への飢餓感と上昇志向とともに成り上がる

無いものを、いかに埋めるか、そういうモチベーションはもうない

何もかもがそこそこ揃っている

「ないもの」がない

だから何かが欲しいと「乾けない」

本当に大事なものをどうやって育むか

達成

快楽

のニンジンではもう走れない

意味合い、意味が持てるもの

人間関係、好きな人達とのかかわり

没頭、とことんハマる

この3つが重要

人間を動かすガソリンであるモチベーションの形は革命的に変わってきている

ここを正確に捉えないと自分をドライブできない

最も犠牲にしたくないものが「自分の時間」

それを犠牲にしてまでやりたくない事を優先しなければいけないのかわからない

欲望を持ち続けることが成功の条件だったが、

モチベーションに繋がるご褒美はもはやそうかんたんには無い

達成にこだわることにアンバランスさを感じる

やりたいことがない人にとっては

これからの時代は生きづらい

やりたいことは無くても与えられたことをこなして

良い結果が出れば十分成功でき

誰かが掲げてくれた目標の

達成を追い求めれば幸せだった時代はとうに終わっている

無理に達成しなくていい

好きな人と笑顔で生きていければいい

社会のパーツとしてではない良好な人間関係が大事

何気ない作業の中にも今、自分がこの作業をやっている

意味を見いだせないととたんにやる気が起きなくなる

好きなことや得意なことを

把握し、引き出し、磨く

好きだったり得意だったりすることと

かけ離れた事を仕方なくしている不幸