「響」の元ネタ、元祖女子大生芥川賞作家綿矢さん原作で今ボクがイチオシの山田杏奈が主演とあってこれは絶対に観ようと思っていた「ひらいて」をようやく鑑賞しました
21時から始まって23時に終わる一番遅いレイトショーのみの状態なのでこの日は午前中にヘアサロン~昼から夜までツーリングで最後が映画館という休日フルコース
上映前1hに到着出来たのでこれまた楽しみにしていたいきなりステーキのリブロースステーキ400g+トッピングハンバーグの計550gコンビ!を喰らいます
鉄板から完全にはみ出すド迫力
ただこのリブロースステーキ、400g中100gほどが脂身という中々のこってり具合で僕は脂身の塊部分が苦手なので結局300gぐらいしか食べてないという・・・次は高くてもサーロインかヘレにしなきゃな。
なんの話だっけ??そうそうw
話を「ひらいて」に戻しますがこの映画、久々見終わったあともしばらく余韻で動けなくなる・・・それほどの強めの私的衝撃作でした
もちろんいい意味で!
山田杏奈独特の眼力というか少女性がギリギリ残る一番いいかつギリギリのタイミングで本人の魅力を閉じ込め切る事に成功した名作だなコレは
映像美的には山田杏奈のPVとしての価値が本来大きいのですがこの手の映画によくある少女漫画やラノベ系原作じゃない「濃さ」が合わさっているので観てて気恥ずかしさが無いんですよね
勧善懲悪でもなく予定調和でもない
純粋なハッピーエンドでも無いから後味は悪いんですが余韻があっていいですね
サブヒロイン芋生悠とのラブシーンが劣情感半端なくエモじねますw
年を取ればとるほどエロ<<<エモが重要だからな
芋生悠演じる美雪ちゃんは宇宙人ダダ寄りの癖の強いしょうゆ顔なんですがとにかく幸薄目のいいやつなんですよね
「病弱」「友達がいない」「映画でパンフレットを買っちゃう」「カラオケは古い曲しか知らない」「直筆の手紙をかいちゃう」「彼氏に手縫いのお守りを作っちゃう」という昭和的ないわゆる「良い陰キャ」美雪ちゃんがすごく心地よくて学生カーストの頂点の愛ちゃんにあれっあれ??と言う間にさして抵抗せず押し倒されちゃうところもまたいい
これは大画面スクリーンで見れてよかった
ちょっとコレは原作も読みたいな