ブレードランナー2049 70年代に夢見た未来感 現実で近い空間は博物館や科学館?

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ブレードランナーをこの年になって始めてみてとにかく仰天!感動覚めやらぬ間に続編の2049を鑑賞します

リアルタイム上映だと本編と続編の間に40年近くの月日が経っているんですが僕の中では翌日というw

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ストーリーはこの圧倒的な映像美のおまけって感じですね

古い海外SF小説の表紙や挿絵の世界がそのまま実写化したような少し霞んだカラーセット

どのシーンもそれだけでとめ画としていつまでも鑑賞できてしまう美しさでこの世界観のミュージアムがあったら休日はそこで一日中過ごしたくなるだろうな

平日のさびれた地方の科学館や水族館なんかだとこんな感じを少しは味わえるかな?

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春に導入した曲面モニターの没入感はいいですね21:9ソース次は特に恩恵を強く感じます

自宅で見る分には必ずしも大型モニターだったらいいってわけではなく最適な視聴距離といい音響環境、デスクの方がよほど重要な気がします

あと部屋の空調と照明ね!

 

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しっかしこの映画の未来デザインはホント秀逸

空間だけじゃなく小物一つとってもあえてCRTモニターを使ってたり可動部分のギミックの多いギア等全部すごいです

必ずしも未来予測・物理検証したものではなく60年代~70年代末の科学が一番キラキラしていた時代の雰囲気をそのまま最新映画として再解釈したという雰囲気がたまりませんね

あと超広角レンズなんかを駆使しながらのカメラワーク、照明の使い方や見せ方も抜群にうまいなぁ

解説入の世界観ビジュアルアート集みたいなの有るんかな?

 

同じSFものでも最近見た中ではMEGやジオストームなんかはすごくCGを駆使してるだろうになんか安っぽいんだよな・・・もちろん僕の好みの絵作りのど真ん中がブレードランナーってことなんでしょうが

 

ちょっとレトロでも逆にあたらしいこういうアート作品って他に何があるんだろう?既に膨大な量のファンの考察サイトが存在するのでブレードランナーの体験を起爆剤に新しい世界を広げてみようとおもいました

 

自身の写真でもこういう70年代で止まってる未来っぽい建築物やアイテムを見つけて良い光と影の中で表現してみたいです