受験用惑星の知識一覧(水金火)

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冥王星矮惑星になったりと、話題の多かった「惑星」
ここは、学校の先生や、私立高校の先生の「マニア度」で、
出題難易度(重箱の知識問題)がぐ~んと増えるところ。

公立高校受験なら、教科書本文で十分だけど、
もう少し突っ込んで学習したい人用に少しお話してみます。

水星

マーキュリー、雄弁家、職人、商人、盗賊の守護神
1974年、アメリカのマリナーが接近、大気なし、
月と同じくクレーターで覆われている岩石惑星

金星

ヴィーナス(ギリシャ神話ではアフロディテ)、美と愛の女神

1961~1982旧ソ連、ヴェネラ、1978アメリカ、パイオニア

1万1000mの山脈があったりと(エベレストでさえ8848m)大変。

地表付近は9気圧の超高気圧で、96%が二酸化炭素である。

表面は、30cm~40cmの岩石が散らばっている。
厚い雲に覆われて、地球からは表面を観測することは出来ない。

公転周期は224.7日、自転周期は243日と、
1年より1日の方が長いという奇妙な現象が起きている。
しかも自転方向は、太陽系の惑星の中で唯一時計回り、
(地球と逆)ちなみに公転方向は地球と同じです。

金星にいるとどういうふうに、太陽が昇り、どう沈むのか、
を考えると頭がおかしくなりそうです。

 金星は見える時間、形、方向の3つをおさえる事

火星

マーズ(軍神)
赤色の惑星である。理由は、酸化鉄を多く含む赤色の岩石が多いからで、
恒星で赤色をしている星とは理由が違うので注意が必要!

ちなみに恒星で赤色をしている星は、表面温度が3000度程度
(太陽は6000度程度で黄色)と低いからです。

火星の大気の95%は金星と同じく「二酸化炭素」ですが、
大気圧は0.006気圧と異常に低い。(重力が弱いから逃げたらしい)
公転周期は約2年、フォボス、デイモスの2つの衛星を持っている。


オリンパス山という山があり、高さはエベレストの3倍の25000m!!もあるらしい。

いっぺん、富士山を見たことがある人は知ってると思うが、
数字ではなかなかすごさが分からないけど、
富士山の3776mでさえ、間近で自分の目で見たらすごいもんがあります。
それをたてに7個ならべたところを想像してみると結構恐ろしい気分が湧いてきます。