Photorecording #242 思索場所

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km80


かなり長い間、誰もすれ違わない真冬の山道を上がっていって、
突如、眼前に広がったため池

冷たいコンクリの上に胡坐をかいて、オッサンが一人、
何をするでもなく、ピクリとも動かず、じっと湖面を眺めていました。

表面は少し凍りかけています。

僕は、少しだけ、写真を撮って、先約者のお邪魔せぬよう、
その場を立ち去りました。

僕独りだったら、同じように、しばらく居座っていたかもしれない、
そんな不思議な魅力のある場所でした。