デジタルカメラマガジン 2024年 9月号選考 デジタルフォト部門 準優秀賞 乗り物部門 入選 W受賞

この半年以上、ことごとく落とされまくったDCMコンテスト

やっと🔔が鳴ったと思ったら数年ぶりの準優秀賞と入選のW選出で驚いています

嬉しいというのは逆に言うと落ちた時残念という事なので必要以上に

浮足立ちたくはないなと戒めつつ

最近感じている写真雑誌賞レースに対する印象をまとめておこうかと

 

ganref.jp

 

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この数年毎年数か月に一回頻度で都合3~5作品ペースで選出いただいていたので今年度こそいよいよ1位を目指して!と意気込んでいた所に、末席の佳作すらかからなくなり、あっという間に半年経過

自分の作品の中で何が足りなくなったのか、逆にリアルタイムで入選されている方々の作品にある魅力は何なのかを模索する日々でした

 


全国区の雑誌媒体賞レースは、高い機材で高い旅費が必要な秘境の美しい風景や、絶世の美少女モデルを「そのまま」撮ったとてまず選出されることはありません。

書店に平積みされる人気商業写真集や、SNSやgalleryの売れセン作家&作品とは違う土俵と価値観が確実にあります

あくまで商業誌なのでスポンサー忖度が全くゼロというわけでもないんでしょうが・・・(スマホ作品での受賞は流石に難易度高い気がします)

そういう意味では「写真がスキ」だけが取り柄の、しがない低所得者がチープな機材で、自分の行動範囲内でのこだわりの審美眼、性癖で戦える場というのは今の自分が置かれているフォトグラファースタイルにマッチしているなあと

ただ、少し感じるのが常連上位入賞者の平均年齢がかなり高いこと

たしかに常連方の作品は毎月落としようのない「傑作」ばかりなのでモンクのつけようがないのですが、「これが正解」がある程度予定調和に感じられると驚きがありません

自分ですら若い部類wに入るのは少し違和感があります

リアル学生フォトグラファーが自分の絶賛片思い中の女の子にもんもん焦がれる気持ちをぶつけた作品や、ハイティーン特有のドロドロした現実に、一瞬光が見えたように思えて、やっぱりまたダメで・・・という日常の渇きや揺らぎを閉じ込めた作品なんかは少々技術的に稚拙でももっと見てみたいとも感じています

お題と年齢制限アリでもいいのかもな

この10年で準優勝は都合5回目

自分の好きなスタイルは、万人受けしない陰気クセツヨ系なので、その分あまり似た作品を作る人がいないのが強みと思っています

そろそろ一回はこのスタイルで1位をとってみたいなぁ・・・願いかなうかな??

選出していただいた先生方スタッフの方々ありがとうございました☆