最初は傘をさしていたのですが、
小雨になってきて、コレぐらいならいいか・・・と、
傘をたたまないまま、壁に引っ掛け、
だ~~~~れもいない灰色の海の彼方のヨットを
ぼ~~~~っと、観ていました。
小雨になってきて、コレぐらいならいいか・・・と、
傘をたたまないまま、壁に引っ掛け、
だ~~~~れもいない灰色の海の彼方のヨットを
ぼ~~~~っと、観ていました。
仕事中だったので、
2分ぐらいですがね。
2分ぐらいですがね。
しばらくすると、大きな汽船がぐんぐん近づいてきます。
まさか、このけだるくも平和につりあいの取れた孤独な波止場の雰囲気を
ぶちこわすきか?
ぶちこわすきか?
エンジン音、汽笛、石油の臭いと、人の声が充満しだして、さっさと、
背中を向けました。
背中を向けました。