正しい道が無い時はとりあえず寝る

2003年三月・・・六年前にメモしたものが出てきた。



なにがしあわせかわからないです。
ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを
進む中でのできごとなら、峠の上りも下りもみんな
ほんとうの幸福に近づく一あしずつですから。

宮澤賢治銀河鉄道の夜





もちろん、ステキなフレーズなのですが、
重要なのが
「ただしいみちを 進む中でのできごとなら」

と限定しているところ。

なにがしあわせかわからない=ただしいみちかどうかがわからない

ってのが、悩みの焦点のような・・・



でも、同じく、六年前にメモしたフレーズ


・・・出発するとすぐ、帰ることばかり考えるんですよね。
毎日先に進みながら、いかにして先に進むかじゃなくて、
いかにして引き返すかっていうことばかり考えてるんです。
それがある一定のところまで進むと、もう引き返しのきかない
状況までくるわけです。そこで初めて、先に進むことだけしか
考えなくなるんです。

 植村 直己


この感覚が、現実として、しっくり来るかも。


でも、ここまで悟った、植村 直己 も、結局、最後は、
愛すべき山に命を奪われたから、
最後に幸せだったかはどうかは不明。


で、今日の一言メッセージにも書いたんですが、


いくら考えても分からぬときは、棒の倒れた方に進む。

                    徳川家康

もう、コレかと(W


そして、最後に6年前の私的メモ



辛くて苦しい時は何も考えるな。とりあえず寝る、とにかく外に出る。
家にずっと篭もっていてはどんどんネガティブな思いに蝕まれる。
外の新鮮な空気を吸って、ボーっとするのが一番。
本屋や図書館に行くのも良い。喫茶店でボーっとするのも結構。
ベンチでコーヒー片手に人間観察するのもOK.

街をブラブラさまようのも楽しい。
平日の街を一日中何も考えずブラブラして映画観たり気ままに過ごすのはええぞ。
とにかく何も考えず、リラックスすること。

そして、気が済んだらある瞬間ふと思う、「やるか…」。