
逆境に卑屈にならず
順境で自惚れない
運命の境涯に謙虚に素直に

写真の最大の恩恵の一つは
「見たことのないもの」を「見る」事ができる
1924年シュルレアリスム宣言
1932年雑誌「光画」「新興写真の作り方」

多重露光、モンタージュ
ピクトリアリズム⇔ストレート写真
情緒的⇔あるがままの明瞭さ、生命のリズム
機械的な目、事実そのものを映し出すリアリズム

一枚の写真の中であらゆる要素が最も構図的に調和する瞬間を予知
リズムや躍動感を描く構図
瞬間的構図の調和
1952 The Decisive Moment 逃げ去るイメージ≒決定的瞬間
マクロは回析を無視してでもF値を最大まで絞る

1919 バウハウス
芸術と科学技術を統合した造形教育機関
モホリ=ナジ
フォトグラム、透過シルエットをノイズを入れて合成
階調を反転、動きのあるシルエットで躍動感
シャドウの階調を残しグラデーションで奥行きを作る

多くのフォトグラファーにとって最も大きな問題は収入
依頼を受けた仕事として収入が保証された状態で写真表現に打ち込める環境が
どれだけ理想的か
ビルブラント
ディストーションによるパースペクティブの強調
浮遊するような背景との分離
超現実
最短撮影距離より近い所からスタート

新即物主義
ノイエ・ザッハリカイト
機械による精密かつ正確な描写
ビーカーやフラスコのレイヤーだけで作った写真の美しさ
アルベルト レンガー=パッチュ 1930年代
これはいつか買うリスト入り

チープで荒々しい画質、色被り、フレア、粒子、身近な被写体
⇔
古典的なファインプリント

瞬間のイメージによる躍動感
動体の瞬間にしかないフォルム

遠近短縮法
俯瞰、仰視、/は極端に遠近感を強調し日常的な眺めから切り離して
被写体を再現する
社会メッセージ、生命力に溢れた有機的な運動

アウラ
アートの中の物質性、歴史性、一回性に対して
鑑賞者が感じる力
それが存在する場所に一回限り存在するもの
本来あるべき場所や時間、空間という文脈から切り離されると
真正性が揺らぎ事物のもつ重みが失われる
再現性のある複製では△

ウィリアムクライン
広角で群衆に接近
絞って背景にも多くの情報
スピード感、雑然としたノイズ
硬質で無機質な記号化に

決定的瞬間⇔絶えず揺れ動く時間の断片、日常的で無作為な光景
意図的な理想的な景色⇔社会の影を含めた現実を照らし出す匿名=リアリティ
ロバートフランク

好奇心や願望に忠実で見て見ぬ振りが出来ない
正常⇔異常
正気⇔狂気
の境界のあいまいさ
精神的な限界の際で被写体と向き合う

スーザン・ソンタグ 写真論
写真は挽歌の芸術、たそがれの芸術
撮られたものはたいがい撮られたということで哀愁を帯びる

土門拳 リアリズム⇔大辻、奈良原 主観主義
目の前の世界をどう眺めるか
オットー・シュタイナート
精神や感情をどのように現実の被写体と呼応して写真化するのか
いかに世界を主観的に知覚したのかを再現するには
写真独自のあらゆる手段を模索
1960年に盛り上がりいったん下火になって2000年以降で再び再評価

アンセルアダムス 自然の美しさを詩的に賛美
⇔
ニュー・トポグラフィックス 1975
人間が変えた風景の無感情、破壊された風景を客観的に無表情で
工業化による風景の変貌

大辻󠄀清司
超現実
アサヒカメラの写真ノート

細江英公
当時印刷用原稿としての価値しかなかったオリジナルプリントの重要性を
日本に導入した
公に収集するgalleryとコレクションの形成

自己模倣の否定とのジレンマ

color写真は商業や記念、アマチュア向けとして低俗なモノという認識が蔓延していた時代
色彩を帯びた写真による新たな構図や表現
カラー写真固有の視覚的な文法
ニュー・カラー

曇天の均質な光を用いた緻密なモノクローム
即物主義⇔表現主義

ロバート・メイプルソープ
暗示される暗さとセクシャリティ
タブーとされていたシーンや被写体を
アートシーンに提示
ポルノかアートか

独自の視覚的なサインを持て
細部を強調する表現
ラルフ・ギブソン
「見た目が抽象的な写真を撮る」のではなく、「現実のものをどう切り取るかで抽象性を生み出すべきだ」