「破壊力あるなぁ~~」
これは、ネット用語として、既に定着していて、
単純に「すごいなぁ」ぐらいの意味として使われています。
ただ、やっぱり「すごいなぁ」では伝わらない
真の興奮の賛美がこめられていますよね。
写真家小林紀晴先生に、僕の一連の作品について
「独特の世界感がすでに確立しています。
モノクロ、逆光、大胆な構図、そしてスピード感。
暴力的な写真です。それでいて、妙に感情に訴えてくるから不思議です。」
と講評をいただきました。ありがとうございました。
僕自身、Sinn'sモノクロームをさらに追及、昇華していきたいという
使命感も感じています。
現時点で意識的に探しているのが・・・とはいっても、ほぼ野生のカンですが・・・
強い光源と、それが作る強い影が同時に存在しているシーン
直接的な「表情」にあえて頼らない、でもシルエットからその瞬間の
しぐさや、動きや呼吸を強く想像できるシーン
ですね。
これらを、ハードな焼き込みのハイコントラストモノクロームに定着する。
ただし、誇張した、粒子感に頼るラフさは出さない、
目指すのは、ラフモノクロームではなく、
解像感も意識した、シャープな仕上げ。
かなと。
カメラを、被写体にぶつける、被写体の中に飛び込ませるには、
大きい一眼より、ノーファインダーで、
がんがん攻められるTG-1+FCONの方が圧倒的にすぐれています。
α99では、また、別のスタイルを見つけないとな。