光と影#39 芸術はそう簡単に要約できない

写真はこうだって決めて撮るよりも気持ちよさに忠実じゃないと続けられない

「ステキですね」とか言って撮れば悪い顔はされない

知的な人はあえてどうでもいい写真を入れるんですよ

嫌でしょう

自分が頭がいいって事をひけらかすのは

昔のアーティストは社会に迷惑をかけるのも仕事

心を踏みにじるぐらいなんでもない

designされたものを撮るのは難しい

designした人にはどうしても勝てないから

何でもかんでも撮るなんて

コマーシャルカメラマンじゃないんだから

写真はちょっとダサいぐらいがカッコいいんですよ

うまいとか下手とかじゃなくて

まず量を撮る事自体に訓練が必要だから

自分でも意味がわからないでやっているのはいいと思うんだよね

理路整然としていてつまらないものってたくさんあるから

面白いものを撮る時には警戒した方がいいんですよ

肉眼で印象的だと工夫しないから

その場所が好きだから撮るんじゃない

好きな写真家の写真を見て

まねるならこういう場所がいいなって考える

写真を撮る時に自由に動けるっていいことじゃないんですよ

不自由な方がいいんです

構図考えてるなってみてすぐわかる写真なんて面白くないですよ