31.5型4K VS 34UWQHDチョイス問題~低ppiの大画面にもはや価値を感じない?!~34型21:9より31.5型16:9の方がむしろ縦はでかい!

1999年の自作一号機の頃はSony GDM F520、EIZO FlexScanF980が

2大ハイエンドモニターで、他製品を頭3つ分ほど圧倒してました。

僕はSonyファンってのもあってF520をチョイスして15年毎日愛でて使い込んだ

のですが、今はなかなか「これぞ」という全部入りのものって無いんだな。

 

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てかF520は2,048×1,536ドット/85HzでAGピッチ0.22mmとか

当時としては完全にバケモンだったよな。

だってFHDはおろか、15インチXGA(1024x768)が主流の頃ですからね。

 

UWQHDの体感ついて

34型UWQHDは27型FHD液晶と縦表示サイズ一緒

横サイズのみ16:9→21:9の5分伸びる感じ

ただし、画素数は縦1.3倍なので画素ピッチはFHD82ppi→UWQHD110ppi

とそれなりに精密感がでます。

これは体感で4Kの125%スケーリングと同じ程度。

 

31.5型4Kについて

4k31.5型の方が縦表示領域はむしろ34型UQWHDより4cmほど長いんですね。

意外だ!

文字サイズからして125%スケーリングのWQHD(2560x1440)で使う感じですね。

FHDのマルチに数年慣れてきた自分にとってはむしろ作業領域は狭くなるのですが、

ppiが上がるので気分はいいはず。

4K曲面だと少し横幅が縮むので、往年の4:3モニターに体感雰囲気が近くなるかも。

ppiでのマルチモニターがいるのは3号機で、高ppiが必要な時はLegionでと

使い分けるのもありかな。

 

調べてみると、なにげに普段遣いしているipad PRO12.9が

実は超絶なスペックだったと知って改めて驚きます(今更w)

264ppiもあってんな~。そりゃキンドルで雑誌見た時きれいなはずだ!

そして僕が量販店の実物を見て驚いたアップルの5Kモニターは218ppi

たった27インチしか無くてもすごく感動したんだよな。

 

ワイド曲面でアクションゲーや映画を楽しむのは確かに興味があるのですが、

低ppi34インチ程度って、そんなに楽しくなさそうです。

かといってワイド38インチ5Kは現時点では10万超えモデルしかありません。

そもそも5Kともなると¥20万超のRTX3090を刺さないとまともに遊べませんがw

 

何にせよ、現時点で僕の中で「34型UWQHDより31.5型4K」

というのが濃厚になってきました。

3Dゲーム重視だとUWQHDの方がまだフレームレートをセコく稼げますが、

そもそも、3Dゲームをちゃんとやるなら、今はまだ、

23インチFHDの高Hz対応モニターの方が幸せに慣れる時代だからなぁ。

 

少なくとも2~3年は使うつもりのRTX2060レベルだと、

ゲーミングというよりビューアとして使うほうが主流になりそうですしね。

 

PS5ですら21:9には非対応らしいので、21:9の真価が発揮されるのは、

38インチ5Kが5~6万で売られるであろう2025年頃かな。

その頃にはGTX3090レベルのカードが2~3万のエントリーモデルに

なって、4K120Hzが普通に遊べるようになってるでしょうしね。

 

単純な31.5型4Kモニターなら十分値段がこなれて4万ちょいからでもあります。

それじゃ~なんか感動薄いので、ここはやっぱり当初考えてた

唯一の曲面31・5インチの

Optix MAG321CURVJP

がベストチョイスかな。

納期が2月中旬なので、もうちょっと考察を楽しみます

 

雑記

PCモニターとして適切距離から文字を視認するには96ppiがデフォ

スケーリングなしの場合

ppiだとたとえ文字を大きく表示しても荒いのでモニターから離れないと駄目

リビング等で離れた距離から複数人でモニターを見るなら超大画面の値打ちはあるが

デスクトップで椅子に座って鑑賞するには適切サイズに限界がある

 

広すぎると視線移動が多くなってしんどい。

特に縦方向は40cmを超えると実質持て余す。

PCモニターの「サイズ」としては16:9は32インチ

21:9は38インチが大きさの限界かつシングルモニター環境ではベスト。

21:9業界はまだ34インチ(16:9の27インチ横長版)が主流

38インチは割高すぎる。

なお、21:9を超える特殊横長は映画の画角が21:9なので流石に汎用ではない

→16:9の横マルチが現実的

 

文字認識だけでなく、動画も結局同じ。

ぼやっとした大きいものを遠く離れて見るのと、

精密なものを近くで見るのは体感で同じ。

映画館の巨大スクリーンを十数メートル離れてみるのと、

VRゴーグルで数インチの液晶を数cm話して見るのと

体感が一致するのと同じ理由。

 

16:9

23インチFHD  96ppi 画素ピッチ0.27 286mm 509mm
27インチFHD 82ppi  画素ピッチ0.31 336mm 597mm
32インチ4K 140ppi  画素ピッチ0.18 398mm 707mm

21:9

34インチUWQHD 110ppi  335mm 799mm
35インチUWQHD 107ppi 346mm 820mm

 

参考資料

ipad pro 12.9 2732x2048 264ppi

redmi note9S 2400x1080 395ppi

iMac 5K 27型 5120×2880 218ppi

ノートPCの小さい液晶ですら4Kがある理由=27インチ5K iMacに未来を感じた魅力の正体

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次世代モニターチョイス問題は21:9横長時代だ!

35インチUQWHD(3440x1440)で決定!後は注文するだけ・・・

と一旦は結論を出したのですが、ヤフープレミアム読み放題の

電子版雑誌をしげしげとデスクトップで読んでいて思い出したのが

 

俺、作業領域や画素数も大事だけど「ppi」の事忘れてない??

 

と気づきます。

 

sinn.hatenablog.com

もう二年半前になるんですが、

画面の小さいipadPROの方が、

画面の大きいフルHD液晶よりむしろ雑誌が読みやすい!

しかも圧倒的な差!!

と驚いた記憶があります。

 

ppiが上がると、たとえフォント自体が小さくなってもフォント自体が美しくなる

=低ppiなら省略される部分がちゃんと表示されるんですよね。

 

27インチフルHDをピポッドさせて縦画面で雑誌を読んでいたのですが、

イマイチ気分が良くならない=たった82ppiなので、大きく見えても

結局荒いので画面から離れる必要がある→案外みやすくはない!

これか!!

やばい、35インチUQWHDだとドットバイドットできると喜んでたけど

ppi値は結構低くて、あんまり美しくないが作業領域物理面積だけは

広いデスクトップができるわけだ!

それ、今の俺が求めてることか???

 

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20年前のノートPCは標準でXGAだったのですが、VGAモードにすると

ジャギーがガタガタで見れたもんじゃなかったです。

Win10のスケーリングは、あの当時の拡大表示とは意味が違っていて

 

小さい字を大きく拡大表示させる=ドットが目立つ

ではなく、拡大させつつ、精細度も増す

 

こういう技術がOSレベルで進化していたんですね。

 

ということは24インチでスケーリング200%の4KはフルHDになって意味ない!

というわけではないと。ただ、今どきフルHDの作業領域は流石に狭すぎる

ので、そうなると2台かって4Kマルチってことだなぁ。

それか、思い切っていいとこ取りの5K21:9にするか。

 

akiba-pc.watch.impress.co.jp

 

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サーフェスMacは200ppiオーバーがデフォでアイポンにいたっちゃ

400ppiなんですね。

 

sinn.hatenablog.com

sinn.hatenablog.com

過去の記事を見ても

 

34インチ21:9はそこまで感動しない。38インチクラスでようやく何かが変わる

iMac5Kには未来を感じた

 

と書いています。

 

う~~~~~~ん

 

ここは、やっぱり21:9の5Kが一番幸せになれるんかな。

要再検討です

 

まぁ楽しい考察時間ですし、一回買ったら多分また10年使うので

吟味しまくりますw

 

37インチ21:9 5K 曲面¥10万位内

 

この全部入りスペック液晶が出るまで待つのが正解だったりしてw