第二世代ジェット戦闘機が夢見た未来デザイン LAMY DIALOG 3 パラジウムコート

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長らく万年筆の私的最高傑作は
LAMY 2000 プレミエステン、旧ロットリング600シルバー
と思っていたのですが、
たまたま立ち寄った大き目の文具専門店で
初めて実物を触って、独特の脳内スパークが走ったのが、
表題のダイヤログ3のパラジウムコート

ギミックがかっこいいだけでなく、
触ったときの重さ、冷たさ、回転感、クリック感、
どれも絶妙なんですよね。

パラジウムコートの鈍い金属光沢とプラチナコートの金ペン先
との連続性も色っぽい。
なんて、美しくカッコイイアイテムだ!!

雰囲気は60~70年代に活躍した
第二世代ジェット戦闘機の色気と同じです!

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僕は最新鋭の戦闘機よりも、
第二次大戦が終わって、初の音速を突破した頃の
第二世代ジェット戦闘機のデザイン・・・直線と円だけという
潔さ、変な空力曲線デザインが皆無の頃のものが一番好きです。

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この頃の兵器って本気で敵を殺す、
しかも1:1の格闘戦の殺人兵器の持つ鋭いオーラが有るんですよね。
写真がモノクロや、色あせたレトロカラーばっかりというのも
雰囲気が上がります。

イマドキのって、戦闘機というより、フォーミュラレースカーと同じ、
航空ショーや訓練用、ゲーム用、アニメ架空キャラって感じでどうも
うそ臭い・・・本当は闘う気ないだろ?って気がします。

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ただ、カッコイイとはいえ、定価は恐るべし\48600!
これは、文具FAN用ではなく、お金持ち用やん・・・と
諦めてたのですが、メルカリで中古品が\14000という
破格値で出たのですかさずポチ!

こんな幸運あるか?と喜んでたのですが、
届いた品は実は故障品・・・泣く泣く出品者に返品をお願い
してみると、出品者が驚きの一言

「全額返金するので、その商品はそちらで処分してください」

え~~~?!
そんな軽いノリなん??

故障といっても、インクフローが悪いのと、本来廻らないはずの
ペン先が筆記中にジワジワ回転してしまう事、
後事前に分かっていた、ボディーの打ち傷程度なので、
使おうと思えば使えるんですが・・・やっぱりこういう
こだわり文具はベストの状態で使えて気分があがるもの。

代理店にメールをすると、修理代\19000!!!!!

そりゃ~出品者もそちらで処分してくださいっていうわw
さては、故障品って事をうすうす気付いていたのでは?と
かんぐります・・・

ダイヤログ3のパラジウム以外のモデルなら、
一番安いもので\24000程度で入手できます。
その差たったの\5000

しかし、代理店の言い分だと、修理というより新品交換との事。
いわゆる「原価」なんでしょうね。\19000は。
しかも、パラジウムコートは本国でも長期欠品中なので、
数ヶ月掛かるかも・・・といわれました。
完全ディスコンというわけではなく、公式HPにも
商品としてエントリーされた状態。
ネットでも、定価の¥5万弱でパラジウム
売ってる店が細々とあるので、
それ回収して回せよwとも思いつつ、
いつか連絡が来ればラッキーという感じで、
修理依頼しました。

普通は5万弱、色違い格安でも24000円程度のものを
19000円で買える「チケット」をGETしたと考えたら、
まぁね。

何ヵ月後になるか分かりませんが、届いたら、
かっこよく撮影したいなと。
ヤフーブログ終わるまでに帰ってくるかな??