極寒の地の友人方からすれば、
ソレぐらいと笑われそうですが、
東大阪で0℃付近まで下がるのは珍しく、
心が引き締まって、視覚もいつも以上に鋭くなります。
遠くの高圧線と落葉してむき出しに成った枝が入り乱れた
東大阪ならではの冬の夕暮れ。
少年時代の冬休みの原風景は平成が終わる今年も維持されています。
よく分からない投棄物も昔からアルアルです。
金属のエッジは周りの雑草より更に鋭い冷気を放っています。
コレだけ寒いなかでも逞しく育とうとする野菜達と、
有刺鉄線、カリカリに乾燥しながら見守る案山子。
自宅のコタツが恋しくなって急いで帰ります。