酷道308の隠しマップ~リアル探検はゲームの1000000・・・∞倍怖い!!

イメージ 1

最近はyoutube動画でも有名な、
酷道サンマルハチ事、国道308号線 暗峠

40%前後の超超急勾配 地獄のS字カーブばかりが
有名ですが、じもっちーの僕からしたら、
真の面白さは、暗峠の道中にある「非国道」こそが
魅力なんですよね。

今日は、その一つの「難所」にチャレンジです。

イメージ 2

前から気になっていたんですが、
夏は虫が多く、探索は不可。
かといって、雪が積もりやすい1~2月は流石に無理なので、
今が最大のチャンスです。

イメージ 3

どうですか。
こわそうでしょw
このときすでに16:00過ぎ。
太陽は沈みかけていて、自分の中で、20分進んで
抜けきらなかったら、引き返そうと決意した上で
探索開始。
もちろん、初見です。

イメージ 4

途中ニシキヘビのような極太のつる?に驚いたり、
「イノシシ」かもしれないみしみしという音にびくついたり
しながら奥にすすみます。

イメージ 7

途中、唯一開けた場所だったのが、この廃墟寺。
写真では明るめですが、
実際はかろうじて当る西日でうっすら暗く、
非常に不気味です。

この前で、二人組みの若い人(一人は軽いマウンテンバイク)
と出会いますが、あの二人組み、ひょっとして、僕の後ろに
ついて来たのかな?



廃墟寺を抜けると、道は、獣道的な「野生味」を帯びてきて、
雑草で丸くアーチのようになり、天然雑草トンネル道を
身をかがめないとすすめません。
だんだん怖くなってきます。
もちろん道中の前後は僕のみです。鳥の声と風の音
しかしません。

横に、謎の緑の池がああああ!!!

イメージ 8

そういえば、下であった二人組みが、
「水の色が緑の奇妙な・・・」
とかいう単語を話していたような。これのこと?

足元が完全に草なので、もし、ドボンとイケにはまったら、
コレ、水難事故するやつやん!!!!と心臓がバクバク成り始めます。

ここから、しばらく涙目で、写真を撮る余裕なんて有りません。

リアル忍のように、目の前で、片手を構えてガードしながら
腰を落としてザザザザアと走ります。
もし立ち止って、いのししが忍び寄る「足音」なんて
聞こえた日にゃ、平常心吹き飛んで、詰みますからね。

イメージ 5

ぜいぜいと、息を切らして、すぽっと穴倉のような道を抜けた先は
謎の草原です。もちろん無人。人工物もゼロ。
ここどこだ???
しかも、すでに日が暮れてるぞ!!

SIMを抜いたアイポンSEしか持っていないので、
電話もできず、マップも使えません。
もし使えたとしても、表示されるとも思えませんが!!

もし、この草原が大きな袋小路で、
今の道を戻る必要が有るとしたら、
すでにこの暗さです。

引き返す?むりむりむいむ・・・

あぁ、人生初野宿?しかも正月に??
いや、こんなところで、暗闇はあかん。
そもそも、トレイルラン用の軽装なので、
寒さに絶えれるはずが無い。

えっ? そ う な ん ? ? ? ?

半泣きで、草原をとにかく、「登って」行きます。

イメージ 6

アイポンSEががんばって、暗闇を
昼間のように写して、怖さ半減ですが、なんだこのフライパンは!!
これが、有名な、
このフライパンの持ち主は、異世界に飛ばされたってやつか!!!

アディダスの高機能トレイルラン用のシューズ の
グリップ力、クッション性にこれほど心強く感じた日はありません。

とにかく、日が落ちる前に全身の身体能力を使って、
あるであろう出口を探して、全力クライムです。


そして・・・・


そういえば、後続の2人組みはどうなったんだろう?

たかだか300~700mクラスの山でも、
十分に恐怖と絶望があるという事を思い知りました。

さて、僕はこの後いったいどうなったのでしょう。


この記事を書いているのが

本 人 だ と 思 い ま し た か ????