君の膵臓を食べたい 実写版映画 ~一番最高の瞬間を永遠に引き伸ばす残酷な方法

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ヒトラーナチスの超重厚陰テーマ2部作
の後は、打って変わって、ガチ邦画のうれしはずかし
超ピュアラブストーリー(赤面w)


タイトルからして、
ネタバレさせなくても、ロストヒロイン系なのは
出オチ状態なので、どう泣かせに掛かるのか・・・と
腕を組みながらばっちこ~いって感じで見ていたのですが、

浜辺美波ちゃんがかわいいのなんの

かわいいのなんの!!


しぐさ、服、髪型、笑顔、歩き方、目の動き、口の動き


コレって、人間の女の子の一番可愛い時の結晶体だよな。


男側も中性的で、
本好きの文学少年インキャに見せかけてのイケメン(しかも
結構オシャレ)というなんとも美しいカップルです。


どうにかして、
その状態を永遠に封じ込めたいというのは、
男なら誰しもが思うことですが、
その願望を、最も残酷な唯一の方法で、
実現しているのがこのストーリーなんですよね。

病気で徐々に弱っていく過程を見せられる
4月は君の嘘の更に上を行く、

さぁ、今から、最高のデートをするぞ!
一生で一度の思い出を!!!!

という直前でのお別れとか・・・ネ。
もちろん、プラトニックなまま。

こんなん、
男子側からしたら、
次の恋が出来なくなって、
ずっとぐるぐる頭の中で、
全く年を取らない最高のカワイイ瞬間の彼女に
焦がれたままになるやつですやん。

劇中の主人公は、数年後、新たな恋に目覚める
様子もなく、教師の道を捨てずに行こう!という
オチで終わるのですが、
これって、ハッピーエンドなのか??