ネバーエンディング ナイトメア ~チラーやバロック的病理世界

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VITA版がセールってので、
買おうかなと・・・まず動画見てみよう!
って動画見たら満足できちゃうタイプの作品ですね。


深夜に、部屋の電気を最小限に落として、
ヘッドホンで鑑賞したのですが、
BGMや効果音、吐息、が素晴らしい。
ほんとうに陰鬱な、ぞわぞわ来るホラーですが
ゲーム性はほとんど有りません。
てか、動画ですら、早送りしたくなるほど
ゲームバランスとしては最悪かも。
せっかく雰囲気や着眼点は素晴らしいのにな。


このゲームの薄気味悪さを思い出していました。
ゾンビをバンバン銃で撃つものは
ホラーではなくアクションであって、やっぱり
ホラーってのは、しっとりとした欝世界観がいるよなと。

何度も何度もスタート地に戻され、
でも、ほんの少し変わっているという心理的圧迫感は
バロック」に似てますね。
バロック設定資料ポチって20年ぶりにあの世界に舞い戻りたいな。

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夢見館、Dの食卓がはやった1990年代半ばの実験的
作品って最近は「インディーズゲーム」でしか
お目にかかれないですね。
そういう隠れた名作を探し当てるにはそれなりに
情報に敏感でないといけないなぁ。

そろそろ、インディーズゲーム専門誌とか出ればいいのに。