よき時代のドット画ベルトアクション洋ゲー Slain: Back from Hell

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VITAが届いて、初期設定をすまし、
最初に遊んだのがコレ。


VITAに何のソフトがあるのかほとんど知らない状態で、
発売から数年間の蓄積を、
で一気にチェックします。

まるで、放送が全て終わったドラマを、何年かたって、
一気に1話から全部観ている気分です。

そんな中で、最初にぐっと気になったのが、このタイトル。

第一印象は

「心霊呪殺師 太郎丸」

かよ!と。

セガサターンの地味なカルトゲーで、調度社会人1年目の頃に、
中古で買って、さっと遊んで激安で売り飛ばしたのですが、
数年後10万近くまで(新品は、アマゾンで38万円!)
跳ね上がった幻のベルトアクションゲーですね。

1990年代も末期になると、ドット画ベルトアクションは
ポリゴン時代に完全に駆逐され、
メタルスラッグ辺りだけになっていったんだよな。

魔界村に始まり、スプラッターハウス、ヴァンパイアキラー等
ゴシックホラーをテーマにしたドットアート横スクゲーは、
好きなエフェクト&ジャンルだっただけに、
まさかインディーズゲームで2010年代末期に新作が
出てるとは!
しかもDL販売専門で\1200.まず普通の人は遊ばないw
いい感じの枯れ方・・・玄人好みのソフトですよね。
そして、これこそ、物理ボタンのあるVITAで遊びたいゲームですね。

プチプチ、ぐりぐり、カシャカシャ

あぁ、物理ボタン、物理スティックよ!・・・そう、これは
いっときはやったフィジックキューブじゃないですが、
単純に操作性アップのためだけでなく、
それを操作する事自体が人間の脳を心地よくするという
事を改めて実感しています。

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スマホゲーでも「ドット画」を売りにするものも有りますが、
地面に咲く数ドットの草花がきちんと揺ら揺らしていたり、
空中をハラハラ舞うこれまた数ドットの「埃」まで
こだわっているものって案外少ないですね。
売れる売れないだけでなく、「愛」がないと追い込めない作りこみです。

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ゲーム性は、大味で、操作性の小気味よさは、
ソニックやイマドキのストライダー飛竜に比べると
ガックガクで、
メガCDのカルト作「シャドーオブザビースト」や、
長年愛すべきクソゲーとして君臨したMDの「ソードオブソダン
洋ゲーならではのゲームバランスの尖り具合を
ふつふつと感じます。

が、僕みたいな普通のゲームに飽き飽きた変態には、
そこがまたいいw
キャラクターも非常に小さく、地味で、無駄に大きく派手になった
イマドキのお子様アクションとは違うんだぜという心意気。

VITAのハードウエア最大輝度をMAXにして、
しばし、ざらざらしたドット画アニメーション鑑賞ソフトとして
楽しみたいと思います。