俺たちの宝物~今でもずっと想い焦がれて

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雑誌「昭和40年男」のムーブメントに遅れてきた青年よろしく、
バックナンバーで気に入ったものを片っ端から
ウォッチリストに入れて、
メルカリ、尼、オクにて安値で出た瞬間にポチっていこうと
たくらんでいます。

この号もそんな一つ
真ん中にで~んと構える、
学研CQ4トランシーバーは、なんと僕の相棒!!
今でも、実家のオモチャ箱に眠っています。

小2~3ぐらいかな?
夏休みの帰省時に、祖母に町のオモチャ屋さんで
LSI野球ゲームを買ってもらったのですが、
一晩遊んであんまり面白くない?と思った僕は、
「これ、故障してる!」
とオモチャ屋さんに難癖をつけることにww

オモチャ屋さんも、

「それはこまったねぇ、んじゃ、ほかのオモチャと交換しようか」

神対応でGETしたのがこのCQ4でした。

いまだと絶対に考えられないなw
もちろん、僕の横には微笑む祖母が。
きっと、おもちゃ屋さんに僕の見ていない時に、
子供のいう事ですから・・・と頭を下げてくれていたんだろうな~


そんな夢のアイテムだったトランシーバーですが、
当時、CQシリーズの一つ上のグレードだと、
アメリカンパトカーのサイレンをコールサインに出来て、
それがどうしてもほしくて、持ってるやつが羨ましくて
たまらなかったなぁ。

学研の科学の雑誌のトランシーバー紹介写真を
ずっとうっとり眺めていたもんです。

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昭和40年男の頭の中は、
いつだって欲しいモノのことでいっぱいだった。
なかには高価なモノもあったけれど、
信じられないくらいチープでも、たとえまがいものでも、
今ならとても考えられないほど危険なものさえ、
欲しくてたまらなかった。
だからこそ魅力的に映ったのかもしれない。

そして、どうにか手に入れたそれはまぎれもなく宝物だった。
 
今、思い返してみれば、どうしてあんなものがそこまで大事だったのだろう?と不思議に思うモノもあるが、
頁をめくってみれば、
手にしたあの時のドキドキがきっとよみがえってくるはずだ。

この紹介文がステキ。
そう、この感覚は、21世紀になって、アラフォーどころか、
アラフィフも迫ってくる2018年でも、
全く失われること無く、今でも、新しい

「俺たちの宝物」

を求め続けているものですね!