iP SE
一年でおそらく最も撮られる事のない桜の樹。
つぼみはすでに硬く芽吹く準備が完了しています。
有る意味、最も生命力漲る瞬間です。
本当は眠くなくてももう横にならなきゃ・・・と
想いながら、でもどうせ眠れないならもういいやと
半ばテキトーに。
浪人時代に出会った超名著
筒井正明先生の一節を思い出していました。
実際の書物は、床下収納の奥底にしまっているので、
持ち出せないので
ネットで拾える範囲で・・・師の授業の最後の訓話の一部です。
いつか、発掘して全文をもう一度読み返したい!
この苦しみが、いつの日か、大いなる歓喜、大いなる納得に
復讐をとげる定めであることを忘れないでほしい。
安易な絶望に陥るな。
厳しい冬を経てこそ春の花はさらに美しく、
秋の果実の成熟も濃くなる。
そのための、この冬の厳しさじゃないか。
冬来たりなば春遠からじ。
春を迎えれば、
こぞの雪 いまいずこ