四十九日がすぎて

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何日かぶりに、
ろうそくを灯し、線香をたきました。

エサケース、床、トイレ、それぞれを軽く撫でると、
何年間もミルキー自身が奏でた音そのまんまで、
自分でも、
「えっ?」
っと思うぐらい、目を閉じれば、
そこにいる感じがします。

テレビ下には、
なくなる直前の好物のバナナをお供え。
バナナを食べさせたのなんて、
ほんとうに、最後の数日だけです。

いちごの瓶詰め。

瓶のふたをあける音だけで、びゅんと飛んできて、
たった一つぶだけを、今日はだれがあげるか
大騒ぎで決めた大切なおやつでしたが、

さいごのさいごには、
目の前に置いてあげても、香りをかいだだけで
たべなくなっちゃったんだよな。



なくなる前の晩、ちょどGW前の仕事収めの日で、
一年数ヶ月ぶりに一緒に寝たのはほんとうに奇跡でした。

超ひさしぶりだったのに、数年間そうしてきたとおり、
朝目をさますと、
枕もとの横にまんまるになって、チョコンと座っていたのは、
一生わすれられません。

なくなる数分前にも、よたよたと、
何年もお気に入りだった、リクライニングシートの下に
しばらく潜んでいたのも忘れられないな。

四十九日後、
せっかくのお供えのバナナ、どうぞと、誘ったのですが、
家族は食べなかったので、
僕が一人で4本とも食べました!

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もう、生まれ変わり先が決まった頃かな。
つぎ、いつあえるのかな。
また、あいたいな。

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