ファッションとしての文具に目覚めだした、生徒や、学生の間では、
ロフト限定スマッシュだの、オレンズネロだのが騒がしいです。
ラグジュアリー的な高級文具の世界では
でも、僕は、それらにはそこまでピンと来ません。
これは、カメラや、時計の趣味と同じで、値段と、
自分の好みの勘所って必ずしも、比例していないんでしょうね。
「金属製の文具」でカッコイイのは
やっぱり、ヴィンテージロットリングに敵うものは
なかなかありません。
魅力があるのですが、六角形の削りだし真鍮無垢に、
シルバー塗装という、イマドキのアルミ文具とは
全然違う、硬質感、密度感。
比熱の問題からか、持つと、かなり、きゅっと冷たく感じるあたり
もその辺の文具と全然違う。
デスクに置いた時の「ゴトッ」っていう低いサウンド。
あぁ、全て、カッコイイ!!
これが
工芸品オブジェや宝飾品ではなく、
実用文具ってんだから、すごいよな。
ちなみに、この写真で、現行で買えるのは0.3mm600だけで
あとは、ペンケース、バインダー含み全て
ディスコンヴィンテージ物です。
こんなにカッコイイのに歴史に埋もれたままとか・・・
旧600万年筆
旧ニュートントリオペン
旧ニュートンボールペン
一つ一つ、入手にホント苦労しました。
僕の仕事をテンション部分から支える、Myお宝達です。