Photorecording #249 負けるが勝ち

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km80

己より絶えず
己を放逐し、変貌し、否定し、
かつ敗北す





浪人時代お世話になった、表三郎氏の予備校パンフ自己紹介欄に、
「これぞ負けるが勝ちの理論」
と書き添えて紹介されていた、銘台詞の一つでした。

ふと気になって、当時習った先生方を検索してみると、
70台になっても、まだ現役の方が多数いらっしゃって、驚いています!
かつて、人気コンサートチケット争奪戦のように、
瞬殺で定員、立ち見が出た伝説の授業も、
今は、空席が目立つこともあるとか。

加齢からくる、旬を敏感に感じ取れる、感性の衰えなんだろうな。
少なくとも、少子化だけが理由ではないはず。

いろんな意味で、この仕事は、MAXがアラフォーなのかも。

自分が「神」と感じた、その先生方の一番熱い年齢に
自分自身が近づいて、同じ職業で四苦八苦している。

もし、彼らと、同期で同じ職場で仕事をしていたら、
どれほどの人間力の差を感じるんだろう・・・などと、
奮い立つものがあります。