「書き」時計 天才の狂気

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この日は、入試応援で、超早起き。
帰宅後何気なくつけていたTVで見た仰天ニュース。

樹から一人で、削り出した、パーツを組み合わせて、
機械式の時計、しかも、時刻表記ではなく、
目の前で、数字を書き上げるという
超絶なメカ。

しかも、学生の、卒業制作とのこと。

一日17時間、何日も没頭して完成させたとの事ですが、
幾ら好きな事とはいえ、ここまでひとつの事に心を集中できる人って
完全に、頭のねじがぶっ飛んでるというか、
ある意味「健常者」
ではないんだろうなぁ。

一定確率で発生する「天才」は、凡才と比べて、
トータル量で脳細胞数が多いわけではないので、ひとつの事に突出していたら
必ず、おろそかになる事がでてくるはずですが、この人の場合は、
どんな特異行動があったんだろうな。

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歴史的に有名な、この手の超超複雑時計って、
機械生産ラインがあって、大量生産するものではないので、
値段が、普通の時計と比べて、数千倍~数万倍とかになります。

同じ人間だけど、天才だけが到達できる「極み」を、
凡人ながら、長い時間かけて対価を用意してそばに置き、その狂気を想像する。

だからこそ、無茶苦茶高いですし、超高級嗜好品にはロマンを感じるんでしょうね。

今、興味がある時計は、
ギナーン41-J02、プロトレックマナスル8000Tぐらいなのですが、
最近、Sinn EZM6 U1000 PVDブラックの存在を知って、ときめいています。

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基本的にSinnといっても、ヘルムート爺さんの作品FANだった僕は、
EZMシリーズ以降は、レマニア5100を使っていたEZM1、4以外は、
あまり興味がなかったのですが、コレは、私的ナイスデザインです。
少しホワイトがうるさいかな。
でもベゼル、ケースも含めて、ALLブラック。
157BSとはまた違う魅力を感じます。


定価70万

おぉ~~w
吹っかけてくるネェ。
ディスコン化しているモデルではないので、
数年前なら、中古実売は30~40万弱ってとこだったでしょうけど、
この数年で、この手の価格帯のものって、ほぼ、
全部、倍増してるんですよね。

いつか、コレクションに加えたいですね。


早起きは難しいです。
仕事がら、帰宅するのが、23時前後。春からは、深夜0時ごろになると
思われます。

そこから、晩御飯、フロ、ランをすれば、どうがんばっても、就寝は深夜2時

とてもじゃないですが、朝の6~7時台に起きているのでは、睡眠時間が足りません。

かといって、休日のみ、朝方ってのも体のバランスが悪くなりますし、
夜型仕事の宿命として、我慢しないといけないのかなぁ。