全日本製造業コマ大戦

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精密ゴマを調べて、分かってきたのが、
これって、ごく一部のメーカーが、科学玩具として出しているわけではなく、
ちょっとした、ブームにしようと、
いろんな、中小工場が自社のテクノロジーを競い合うイベントっぽく
成っているんですね。

でも、まだまだ、過渡期という感じで、大手のバンダイが絡んだような、
ハイパーヨーヨーベイブレードの洗練さからは程遠いです。

ペン回しも、協会自体が、サークルの域を脱せず、
結局は、文化としては、一般認知されるほどには広まる前に、尻すぼみ気味
に成ったのですが、この精密コマ大戦というジャンルは、どちらに転ぶか?!

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安いヤツは\1000程度。高くて、\15000ぐらいのようですね。
ヨーヨーの価格帯と似た感じかな。
ただ、道具として、トリックを極めるスキルトイではなく、どちらかというと、
ナイフや宝石と同じ、「鑑賞」用途のイメージが強いです。

超精密に加工されてエッジが尖った鋭い工業製品ってそれだけで、
ワクワクしますからね。

対戦で強いやつが、フォルムもカッコイイかというと、微妙かも?!



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Zion-ZS372
個人的には、コレが気になります。
材料は、軸と中心に当たる部分には軽さと強さを求めて航空機でも使用されている超々ジュラルミン(A7075)を使用し、一番外側には遠心力と安定性を高めるために比重が鉄の約2.5倍あるタングステン合金を使用しました。
また、先端の接地個所には硬くて滑りやすいセラミックが埋め込まれています。

なかなか、熱い仕様ですね。
たった、2cmの直径の金属なのに、20gだなんて、なんて比重だ!
タングステンの密度をぐぐると20g/cm^3
これ凄いな。
鉄で約8、鉛でも11ですからね。
おっと、金と同じなんだ!!
日常的に、このサイズで、この密度の物質を持つ事は
あまり無いので、きっと、独特の質感だろうな。

アマゾンで売っているウラヌス
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これの質感もいいな。
上皿天秤の分銅のようですが・・・

とりあえずは、廉価な大戦土俵と、
NEXT-STARLIGHT miniあたりをポチろうかな。
もうちょい、吟味を楽しみます。