高級、廃版、珍品鉛筆を楽しむ

大学受験時代、机上には鉛筆と、消しゴムしか出してはダメというルールがあって
(確か、鉛筆削りもダメ??)それになれるためにと、半年ほど、鉛筆のみを使っていた
時期が有りました。

その事を思い出して、教え子達に、こだわりの鉛筆を今の時期に用意して、
それをずっと使って、調度いい長さに育てよう!と語っていたのですが、
ふいに、自分でも、久しぶりに、鉛筆を使ってみたくなって、
専門店を物色します。

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ちょっと調べたら分かったのですが、
鉛筆業界はこの数年、急速に危機を迎えていて、
銀塩フィルム業界もそうでしたが、数十年愛されていた名品が、
どんどん廃版になっているようです。

半ば伝説と化している、ペンテルブラックポリマー999αなんて、
先日、一ダースではなく、たった一本がオクで¥2000で落札されていました。
ひぇええええ!
でも、熱い世界や!!

ぺんてる鉛筆探しをしてみたのですが、
廃版になってまだ数年しかたっていないのに、見事になくなっています。
オクを気長にはるしかないなぁ・・・
まさか、机の引き出しに眠らせたままの方いらっしゃいませんか・・・
Sinnにそっと、ご一報をw

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オーストリアの、クレタカラー「クレオス」なんて、
モーツァルトシューベルトも使ったとされる、伝説の鉛筆ですが、
行きつけの店舗では、いよいよ取り扱い終了予告が。
最後の2本になっていた「F」を一本確保しました。
ロゴが全て読める辺りまで使い込んで、そこで観賞用に
切り替えようと思っています。

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いつでも手にはいるであろう、mono100等国産ブランドはパスして、
珍しいものだけをチョイス

クレオグラファイトはもちろん、スイスのカランダッシュ777も、Fは最後の一本でした。

ドイツブランドは、ファーバーカステル9000と、ステッドラーエルゴソフト
ファーバーカステルは、もう一本欲しいのが有ったのですが、一本\300もしたのと、
在庫豊富だったので、今回はいいかと。

実用的で言えば、今回購入した鉛筆の中で、最も、持ちやすく、
使っていて気持ちよかったのが、このエルゴソフトですね。
ステッドラー鉛筆の中でエルゴソフトは少し入手難ですが、
かなりおススメです。

エルゴソフトの解説はここが熱い!

フランスからはロディア。ウッドがブラックで、ブラック&オレンジが超オシャレ。
消しゴムつきで、全長がかなり長いので、筆箱に入るまで
しばらく使い込む必要が有ります。
このSWの勉強は、基本、これを使っています。

基本的に、洋ペンシルは、日本のものより、ほんの少し細見で、
鉛筆キャップがすかすかではまりません。
ロディアとエルゴソフトは△軸なので、キャップはつけれます。
ロディアは、軸の汚れが目立ちやすく、
私的筆箱常備鉛筆にはエルゴソフトで決まりかな。

世界中のこだわり鉛筆が一気に勢ぞろいでワクワクします。
高いといっても、\1000もだせば、ひととおり集められるので、
コレクションとしては、お手軽ですね。

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一番上が、僕の青春の思い出w
浪人時代、試験会場とずっと付き合っていた相棒の三菱ハイユニF
当時の物なので、バーコード印刷も無く、なかなか希少かも。
完全観賞用なので、これ以上使う事は有りません。

真ん中の緑のものは、ブログでお世話になっている
d roman さんからの頂き物です。大切なコレクションの一つです☆

SW初日はなんと、予定の3/10しか勉強が捗らず、
反省。今日は、一気に追いつくぞ!

それこそ、ロディアとエルゴソフトをいい感じの長さまで
減らします。