90年代にディスコンになり、現在は生産されていません。
ローラーボールと違って、キャップレスなので、
さっと、ノックして、さっと引っ込めます。
ギミックはシンプルであっさり目ですが、それもまたいい。
同じく、ディスコンに成った、600系ボールペンと似たシルエットですが、
ニュートンの方が、レアかな。
無印良品にも、似たような六角ボディーのシャーペンがありますが、
明らかに、質感、重量感は別格です。
シルバーといっても、アルミではなく、真鍮にシルバー塗装してあるものなので、
金属としての比重が、心地いいですね。
ペン先、クリップエンドのクロームメッキも美しい。
ゲル系のリフィルに交換して、ローラーボールとして、使うもよし、
あえて、極太の油性インクで速記、殴り書き専用として使うもよし、
テンションが上がります!
リフィルはパーカー互換なので、オートや、無印良品で廉価に買えるのが
GOOD!
Lamyのリフィルはパーカー互換じゃなく、改造がいるので、面倒ですからね。
600系は、現在も販売されている、シャープペンシルや、芯ホルダーと
シルエットは全く同じなので、そこまで興味はなく、このニュートンが
出るのをずっと、オクで張っていました。
「絶版ロットリング(vintage rOtring)」というジャンルは、実は、かなり熱い趣味の世界で、
僕の中で限った事ではなく、世界中で、ブームになっているようですね。
ヤフオクでも、
大体、当時の定価の5倍~10倍になっていますが、
ebayをみると、もっと凄いようです。
2015年春時点での、大体の相場(日本の場合)
同一製品の場合は、大体 シルバー < マットブラックですね。
600系万年筆、ローラーボール 3.5万~7万
ニュートン ボールペン 1万~2万
旧ニュートントリオペン 6万~
旧トリオシャープペン(0.3、0.5、0.7のマルチ) 1.5万~
旧トリオペン ¥5000~
(画像は拾いモノです。いずれ、僕のコレクションも撮影しなきゃ!)
このアタリでしょうか。ボールペン単体系は、去年だと、まだ、\5000ぐらいでも
落ちてたのですが、この半年でかなり高騰しています。
どこかの国のなんらかの雑誌で、絶版文具として紹介されたのかも?
元々、定価が高い、ハイファッション系の、王室御用達系高級ブランドならともかく、
ロットリングは、あくまで実用文具ですから、高いと言いっても、
定価は、そこまでしません。
使い捨ての文具とは違って、メンテナンスをすれば、何十年も持つ
堅牢性があって、一度手にすると、基本一生モノになる魅力があります。
80年代、90年代と、思い出の時代に、本当は
手にしたかった世代が改めて、買い求めているのか、
あるいは、簡単には手に入らない、人と被りにくい、絶版文具を持つという
文化が浸透し始めているのか、
どっちにせよ、コレクターとしては、
盛り上がってくるのはうれしい事ですね。
今は、筆箱に入れて収納していますが、
いずれ、コルクボードやアクリルケースに、キレイにディスプレーして飾りたいです。