イマドキ アンダー\5万 CDプレーヤー事情

現在使用CDプレイヤーは、20年選手のDENON DCD1290。当時6万弱の製品です。
1990年台初頭の銘機。当時の月刊ステレオ誌のクラス別
ベストバイにも選ばれていたはずです。

入門機種は4万の790、一つ上に8万の1550G、その更に一つ上は35万クラス
の時代、本当は、1550Gを買うつもりだったのですが、両サイドのウッドデザインが
いやで、一つクラスを落として、1290にしたんですよね。
その分、チューナーのグレードを一つ上げる予算を振り分けをした
記憶がよみがえりました。

ちなみに、当時は、デノンと読むやつはニワカ!みんな、デンオンと読んでました。

デザインもよく、もちろん、筐体は樹脂ではなく、スチールですから、素材の
美しさもステキです。きちっと、ウエスで磨けば、硬質な「装置」としての、魅力も
十分に健在で、あえて、リストアして、使うFANもいるようですね。

つかうCDによって、極端に音飛びするものと、全く大丈夫なものに
分かれていて、年々、音飛びするCDが増加しているように感じます。

今日も、お気に入りのディスクがダメダメ。一方、無問題のディスクもあったり、
なんやねん!と、思いつつも、少し、イマドキCDプレイヤー事情を調べてみます。

DCD-755RE
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今、アンダー5万、いや、アンダー10万クラスの中でも、ダントツ人気なのが、コレ。
実売2万チョイなのに、レビューはほぼ全部大絶賛の嵐なんですよね。
価格コムのプロダクトアワード、AEX銘機賞等、総なめ。
発売から、3年ほどだっているのに、いまだに、その年の新作を抑えて
入賞している実力派のようです。いきなりベストバイはこれか??

当時20万クラスだったDCDS10オーナーが、コレに買い換えて、
すべての面で凌駕している!と感動しているぐらいなので、よほどなんでしょうね。

つまり、1990年代の20万クラスが、2万台、50万クラスが、5万台って
イメージなんですね。凄い時代だ。

まぁね、10万クラスのアンプが、
数千円のデジタルアンプにスペックで、負ける時代だからなぁ。

TEAC CD-P650
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実売\13000前後!
これでも、当時で10万台クラスのスペックだと思うとわくわくします。
昔だったら、考えられない価格ですが、キッチリと、フルサイズコンポで、
重さも4kg。そつないつくりで、価格コムの人気は、たいてい1位~2位のようですね。
フロントマスクは金属ではなく樹脂製。その辺りで価格を抑えているようです。
DCD1290よりはるかにハイスペックの予感。

CD6005
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上記2機種よりチョイ高めの\3万強
当時、バラコンCDプレイヤーで、5万以下はラジカセやミニコンポと同じレベルで
買う意味が無い!なんていわれていましたが、今となっては、3万ですら、
チョイ高い?なんて思ってしまいます。

ただ、マランツは、本当のマニアしか使っていない
ピュアオーディオブランドでしたから、僕ら世代は、「ロゴ」だけでキュンときてしまいます。

\3万出すなら、イマドキはネットワークプレイヤーですかね。

CD-N301
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完全に次世代プレイヤーです。
物理CDはどちらかというとオマケ。Wifiで、ハイレゾソースや、Webラジオが
聞けたりと、オーディオラックに入るPCオーディオのイメージですかね。
ただ、LANの構築が面倒ですし、PCを常時立ち上げているわけでもないので、
どうもなぁ。

オンキョー(TEACOEM)からも似たようなのが出ていますが、
評価はイマイチのようです。

というのも、ネットワークCDプレイヤーよりも、今後は、
CDレスの、いわゆる、据え置きDAPが主流化しているようですね。

価格コムでも、プロダクトアワードは、CDプレイヤー部門は、2012年を最後に
姿を消しているぐらいです。
時代が進んでいた!


HAP-Z1ES
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あちゃ~~。ディスク挿入口なんて、とっくに消えてますww
もう、時代は、Web連携、HDDからの、ハイレゾソース再生なんだなぁ。
でも、まだ、これ、少し高いです。

CDの資産は、整理したとはいえ、100枚程度はまだ残っているので、
FLACに変換するのも面倒ですし、
ハイレゾ再生に、一瞬ときめきましたが、それなら、今は、まだ、
手持ちのAK100+CAS33でいいやんと。

う~~ん、一番、欲しいのは、やっぱり、755REかな。
ブラックとシルバーどっちにしよう??

でもなぁ、DCD1290、ディスクによっては、未だ、
全く問題なく再生できるんだよなぁ。

というわけで、もう少し保留で考えることにしています。
でも、うかうかしていたら、とうとう、
買い逃したプラズマディスプレーのように、
CDプレイヤーはロストテクノロジーに成ってしまうかも?!