なぜ、健康な人は「運動」をしないのか? 、一日一食のススメ。無茶理論?

でましたねぇ~。
この運動ブームの中で、あえて「しないのがいい」系の本
 
大学受験参考書なんかによくあった
変な系の参考書のタイトル
 
英語を学びたかったら、英語をしない!
 
とか、そういうのんと、同じですよね。
 
中身は、アマゾンレビューで、はは~んと。
 
ようは、
 
負荷が強過ぎる運動や、弱過ぎる運動はダメですよ。
という内容みたいです。詐欺だろw
この本、ジャロに訴えてもいいレベルのタイトルじゃないのか?
 
負荷が強い運動は寿命を縮めるので、筋トレや、トライアスロンなんて、
やめなさい。
 
筆者は、こう主張するのですが、違うんだよなぁ~~。
 
長生きしたいから、
負荷が強い運動をしているわけじゃないって事を!
楽しいから、あるいは、もっと強敵の、「ストレス」と戦うために
してるのよ。
 
運動しなきゃ・・・でも、する気が起きないなぁ・・・という人の
気分を和らげるのにはこの本は心地いいんでしょうが、
実際に、タイムを楽しんだり、体が強くなる事に、
モチベーションを感じて張り切っている人が、
この本を読んで、
 
「よし、もう激しい運動は、健康のため、やめよう!」
 
と思うわけがない!
 
あと、もうひとつ、最近よく目にする詭弁本のひとつ
「一日の食事は一食にしなさい」系
同種なのが、断食や不食のススメ。
 
レーニング科学的には、むしろ、トータル量を変えず、5~6回の分食を
薦められる事が多いのですが、その理論と、真っ向衝突です。
 
一食派は、食事の無駄な時間が減るといいますが、
食事の時間が無駄と提案するなんて、ミヒャエルエンデのモモに出てきた
時間貯蓄銀行の、灰色の男かよw
 
突っ込みどころ満点のトンデモ本なんですが、
なにか、日々の生活に、手っ取り早く取り組める刺激がほしいって
時に、遊び感覚でやるのにはアリかも。
 
というより、この手の本って、まじめに、効用を期待するものじゃなくて、
「オトナの遊び」として、提案されていると考えるべきか。
 
ちょっと色気が出てきた、子供時代に、UFO番組をみて、
「こんなの、インチキだ!」と必死で否定してるのが、本当は
恥ずかしいというノリ?
オトナは、だまされてるのを分かってて、虚構自体を、
楽しんでるんだよというヤツ。
 
飽食の時代だからこその、飢餓ゴッコ。
 
なるほどな。それで、はやってるんかもしれん。
 
 
ちなみに、本物の、正統派ダイエット方法であろう、
回数を多くする方。
 
一日の量を、回数増やして食べるのは、凄く辛いです。
一回あたりがしょぼく感じますし、
少し食べて、少しで止めるという事がかなり難しい。
 
例えば、アイスクリームを、一口食べて、蓋をして
冷凍庫になおすなんて、どんだけ辛いかw