倦怠 (けんたい) 感。退屈。世紀末的風潮から生まれた一種の病的な気分。文学的には，生活への興味を喪失したことからくる精神的倦怠感をいう。自意識の過剰，生の空虚の自覚，あるいは常識に対する反抗的気分などが含まれる。
一九世紀末のヨーロッパ文学にみられる憂鬱な感じ。
アンニュイは、本来の意味から離れて、ファッションキーワードのひとつとして
定着しています。画像をググッタら、たるんとけだるそうな眼の女子、
中性的な美少年ポトレばかり。
語源本来のアンニュイな気持ちに打ちひしがれているときに、
切った写真をもっと見たい。
技法が稚拙でも、
必ず、共有できる感覚が、こめられると思います。
写真って、その人の前後の事情も知っていると
理解しやすいのですが、
知らなくても、あふれ出る特有のオーラがありますね。
それは、気持ちが乗っているときに切れば
結局は、ほとんど、取りこぼすことなく、
きっちり入って、
必要な人には、必要なときに、
きちんと、
伝わるモノだと考えています。
お気に入りの、アマチュアの方の日々の投稿作品を鑑賞しながら、
それを、いつも感じて、楽しんでいます。
あぁ、この人もまた、
ennui思考にどっぷりだろうなと、
同じ穴の狢を感じて、
ほっと、嬉しくなるんですね。
