「明所」スナップシューター用としてのTG-850の魅力について

ほぼ決定打となる、RX100M3の登場で、スナップシューター用高級コンデジ業界は
しばらく、RX100M3一強時代が来る予感がしています。
かつて、GR2や、5Dmk2がコンテストシーンのデフォルト機種で、みんなが持っていたように。
 
ミラーレスと大差の無い500g以上のボディーや、手振れ補正無しでは、
撮影意図の有無にかかわらず、常に持ち歩き、悪条件時にもとっさに対応する
用途にはやっぱり、向かないんですよね。
 
少し前にも、お話しましたが、
僕は、RX100M3と同じぐらい、興味があって、ずっと気に成っている機種があります。
 
オリンパスTG-850がそれです。
 
イメージ 1
 
コンバータ無しでの超広角 現行コンデジ唯一の21mm始まり
180度反転液晶
レンズがせり出さない屈折式
そして、完全防水、耐衝撃
 
TRYXにはない、ストロボがあり、TG-Xにはない180度反転液晶。
唯一の欠点が、極小センサー+小口径という画質が△という点。
暗所ノーフラッシュは事実上アウト!室内撮影レベルですら、
低ISOだと手振れ補正で補正しきれないのはμ6020で経験済み。
完全に、画質ではなく、チャンス重視の機材ですね。しかも昼撮り。
 
三脚を使って、高級機材でじっくり撮るのも楽しいですが、
スナップの楽しさは別ジャンル。
案外、RX100M3よりTG-850の方が、今の僕には必要なのかもしれません。
夏の海辺やハイキングもちろん、ランニングや、
ちょっと、お出かけのときに、さっと、液晶を反転させて腕を伸ばして日中シンクロで
一緒にパチリ。
 
おお!いいな!!これ。
 
 
コンデジの、ミラーレスとの大きな違いのひとつに、
「シャッター音が皆無」という点がありますが、
TG-850のような、屈折式だと、さらに、レンズのせり出しも無しで、
より、被写体に機材、撮影を意識させない自然なショットを
とれるチャンスが増えるんですよね。
 
群集を撮る、ストリートスナップ時はもちろん、年頃の子供は(自分もそうですがw)
ベストの状態でない「普通のとき」って、出来れば、カメラを向けられたくないものです。
 
でも、スナップFANなら理解してもらえると思うのですが
「普通のとき」こそ撮りたいもの。
 
と一つ一つ検証していくと、TG-850は、RX100M3より、多くの点で
今の僕の希望を満たしているなと。
僕にとって、RX100M3はα99の代用品であって、暗所スナップ用途なんだと
改めて気づきました。非防水だし、精密機器なので、ラン時携帯には不向きですし。
で、暗所スナップ性能は、α99には絶対に敵わないw
 
TG850=TRYX+TG-1fconとなるか?
ワンタッチ、LED補助照明、逆光時ストロボ、光学ズームで、TRYXでは撮れない世界
コンバーター無し21mm反転液晶で、TG-1では撮れない世界
 
うん、これ、今年のBD用購入機材に決定かな!?
でも、本当に、TG-1やTRYXとの使い分け、価格投資分、楽しめるのかな。