Voyager program Mission Accomplished!

そういえば、昔、天文書庫なんて、作っていました!
自身のブログ記事を懐かしく読みふけっていましたw
諸所の事情から、しばらく隠し書庫化していたのですが、
過去記事を、チョイ整理しなおして、再公開です。
 
というのも、表題のボイジャー
とうとう、太陽圏を脱出したらしいですね。
秒速17kmという、人類が作り出した最速の飛行物体。
それをもってしても、次の天体付近に到着するのは4万年後。
ゴールデンレコードの存在等、
色々と、もう本当にロマンの塊です。
 
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太陽系を離脱する直前に、カメラを反転し、太陽系を撮影。
ノイズまみれの画像データの中に、
ワンドットになりはてた、サイハテの地球が写っているという、
ボイジャー最後の仕事を知ったとき、
その辺の映画のストーリーを越すカッコよさを感じました。
 
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小学生の頃、天文FANでした。
といっても、特別な事ではなくて、当時の子供は、結構な確立で
天文FANだったと思います。
 
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それは、理科の教科書や、授業がどうのとか、
地域教育がどうのとかではなく、Voyager programのような、
わくわくする地球規模の科学的行事がもっと身近で、そういう事が好きなのが
カッコイイ事のひとつだったからだと思うんですよね。
 
今は、どうかな。少なくとも、子供達にとっては、
完全に、メジャーな趣味ではなくなってしまいましたよね。
 
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僕自身も、今は、星空+地上の風景の「星景写真」を撮りたいなぁ・・・という
思いがある程度で、普段から、流星群や天体現象を
わくわくして待ったり、天文雑誌の最新理論や、解説空想図に胸を躍らすことも
なくなってしまったなぁ・・・
 
やっぱり、そういう、一般人をも巻き込む、大きな、好奇心のベースになる事って、
目先の採算度返しで作られたものじゃないと。
宇宙開発にかぎらず、ラリーのグループBしかり、PCのCPUクロックアップ競争しかり。
たとえ、危険や、無駄まみれでも、
いろんなメーカーや、チームが競争してがんばっているような事がもっとあれば。
 
それらに反応、興奮する感受性をスタンばらせたまま、なんか、面白いことはないんかと、
子供達も含めて、ずっとまってるんだから。