旅をすること

小林紀晴氏は、「旅をする事」の書物の中で、
 
「本当に大切なものは、けして「物」ではなくて、人や出会いや出来事のほうのはずだ。」
 
と言い切り、物に縛られていた生活をなげうち、(文字通り、全部処分して!)
当ても無く、丸腰で、ニューヨークに渡ります。
語学がある程度できるのが前提なのかな?
住むところはもちろん、
お金や友人関係は、向こうで1からつくりゃいいやという感じ。
すごいよな。こういうの。
 
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僕なんか、海外はもちろん、他の県(どころか、他の市w)に引っ越すこと
すら、ビビッて出来ません。
なんせ、小学校時代、学校区外に出るのは禁止!というのを
かたくなに守る「おりこうさん」でしたからね。
あ、ウソ、ガンプラを買いに、校則をやぶって隣駅までいったっけな。
 
就活対策等で、ナンチャって留学wをする人も多いですが、
そんなの、「娯楽としての海外旅行」というべきだと思うんだけどな。
企業側も、そういうのは、その程度にしか観てないとは思いますが。
 
放浪の旅なんてのは、普通の損得勘定を越えた、
身体の芯から突き動かされる衝動から、「がまんできずにしちゃう」
行為なんだろうなぁ。
 
僕の思う、ホンモノの留学を決意、実行できる人の
行動力を考えた時、自分の矮小さにぞっとします。
その考え方が、人間生活にとって必ずしも「上級な事」だとは、思わないけど、
僕の考える、そして、僕があこがれても出来ない、手に入れる事が出来ない
「かっこよさ」を感じます。
 
そういう感情に突き動かされている最中の人の写真は、
そりゃ~「強い」に決まってます。
 
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せめて、休日に、あてのない散策を、するぐらいか。
まぁこの「休日に」って時点で、既に甘えw