潜む落とし穴を回避して

深夜ランニング。
 
深夜の道路の真ん中をおばあさんが歩いています。
ひょっとして、痴呆徘徊??
僕は逆方向をランニング中でしたし、
面倒な事に巻き込まれたくなかったので、罪悪感を感じながらも、
知らん振りで、走り抜けたのですが、
しばらくして、対向車がモースピードで走っていったので、
ぞっとして、振り返りました。
 
端っこによってられたので無事でした。
でも、なんで、あんなところ歩いてたんだろう?
あの後、家に戻られたのかな??
 
しばらくすると、
照明が暗めで、見通しの悪い交差点で、
歩道の青信号に油断した、無灯火自転車がひょろひょろとしているところに、
ピカピカの高級車が急左折!
完全に、ぶつかる寸前でした。
一瞬、背筋がぞっとしました。
事故って、ああやって起きるんだな。
 
手にかいた汗がひくまもなく、今月
出来立てのコンビニに、不幸にも、早速DQNが5~6人たむろっていました。
コンビニ店長も大変だろうな。
 
マフラーを改造した下品な原付数台に、電飾ビックスクーター1台。
僕が走ってる横を、
アクセルをバンバン吹かしながら、
あえてのスロースピードで走っていきました。
ひょっとして、俺にアピってたの??
コーナンで売ってるやっすい、だっさいヘルメットをかぶって。
ガラが悪いとされる住宅街の方向にガラの悪い、連中が
消えて行きます。
社会への恨みや苛立ちの塊を彼らから強く感じました。
でも、それは、俺もなんだけどな。
俺はバイクじゃなく、我がの脚で走ってるけどな。
群れず独りで、音も立てずにな。
 
数分後、誰もいなくて、なにも起きないであろう、
交差点をパトカーがのんびり巡航していました。
コレだけの事件を目撃してきた僕にとっては、
その、のんきで場違いな走りに
ブラックジョークを感じました。
 
そして、また夜が明けてゆきます。
僕は夜型人間です。
耳栓をして、雨戸を閉めて、昼まで眠るのです。
オヤスミなさいませ。
 
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