安上がりの被写体

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例えば、オーロラや星景をとりたかったら、
ナノクリコーティングだの松だのZeissだのが必要です。

動き回る動体の躍動感の瞬間を
強烈なボケ量の中バチピンで捉えるには、
大口径に超高速のAF、超高感度耐性が必要です。

それらが求める被写体の場合、廉価一眼機材はもちろん
コンデジでは、腕以前の問題。
はなっから物理的に撮れません。


でも


交差点の信号待ちでキラリと輝く夕日に不意に心を打たれたとき、
カラカラに乾ききった朝顔の種に夏の名残と郷愁を感じたとき、

常に携帯しているコンパクトでさっと撮れる事と、
お気に入りの作風に仕上げていく現像技術こそが重要で、
逆にフル一眼+重量級レンズ装備の撮って出しに
振り回されると、求める作品に近づきさえ出来ません。


一連の作品はTG-1&TRYX
最も廉価でちっさいセンサーの、チープなコンデジです。
でも、僕の思う「よい」と感じる作品にアプローチできる
最強の相棒です。


TG-1がこの作品の元データを撮った数分後、原因不明の起動不可。
オリンパスに修理を依頼し、二週間でやっと戻ってきたかと思ったら、
なんと、AF動作不良。チョイ前ピンとか、そういうレベルではなく、
全くピントが合いません。
で、トホホな気分で、再度サポセンに発送以来。
次はきちんとなおってくれるんだろうな?

お詫びとして、TG-1限定クロスとかくれないとゆるさないからなw


TG-1は、たくさん賞も頂いて、お気に入りの機材ですが、
タフなんて名前の割には、なかなかピーキーで繊細なヤツみたいです。

まぁ、なんだ、僕にふさわしいやw